ものづくり補助金平成25年度製造業兵庫県

創業から100年を超えて蓄積している、食材を「煮る・炊く・蒸す」技術とノウハウ

北條製餡 株式会社

この事例のポイント

  • 今後の市場変化が大きいと予測されるなか、更なる変化を求めてチャレンジする必要があった。
  • 本事業では、小豆の煮汁を用いた製品を開発した。
  • 小豆の煮汁を活用することで、香り、風味、色の点で高品質な製品を実現した。

事業者のプロフィール

事業者名北條製餡 株式会社
所在地兵庫県 揖保郡太子町
業種食料品製造業
技術分野製造環境
従業員数24人
資本金1,000万円
設立1913年

事業の背景

大正2年創業で、100年を超えて営業している。生餡から始まり、加糖餡、羊羹、ゼリーへと製造品目を増やし、半製品製造から最終製品の製造まで行うようになった。今後100年は市場の変化がこれまでより大きいと予測されている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • その他今後の市場変化が大きいと予測されるなか、更なる変化を求めてチャレンジする必要があった。
  • 新製品・新技術煮汁を活用し、コア技術を生かして環境に対応するとともに、これまで進出していなかった機能性食品分野へ新市場を開拓する必要があった。

やったこと

本事業では、小豆の煮汁を用いた製品を開発した。同社の加工ノウハウに加え、蓄積されたデータを利用して温度と濃度を管理することで、“香り”“風味”“色”の点で高品質な製品を目指した。また、抗酸化作用で知られるポリフェノールを大量に含む高機能食品とすることで、高品質と高機能の両方を満たす製品とした。

新しい製品・サービス:小豆の煮汁を活用した、ポリフェノールを大量に含む機能性食品。

事業の効果

小豆の煮汁を活用することで、香り、風味、色の点で高品質な製品を実現した。あわせて、ポリフェノールを大量に含む高機能食品としても成立させた。コア技術を生かして環境対応に取り組むとともに、これまで進出していなかった機能性食品分野への新市場開拓につながった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.1 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性3

    創業以来の品目拡大(生餡から羊羹、ゼリー等)と「煮る・炊く・蒸す」技術の蓄積が語られ、一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    「機能性食品分野」への新市場開拓と、コア技術の活用が述べられているが、市場動向の数値や競合との比較は示されていない。

  • 課題の認識と解決3

    環境対応と新市場開拓への挑戦は示されるが、現状課題の具体的な認識や事業計画の中身は事例文からは読み取りにくい。

事業の実現可能性28%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    小豆煮汁を使った高品質・高機能(ポリフェノール含有)の製品という specific はあるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。

  • 事業化までの道筋1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    「これまで進出してこなかった機能性食品分野」と明記され、新市場開拓の意図が具体的に読み取れる。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用3

    環境対応(煮汁の活用)と新市場開拓の意義が述べられるが、雇用や波及効果への言及は見当たらない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献2

    データを利用した温度・濃度管理が示されるが、デジタル技術の詳細やサプライチェーンへの貢献は述べられていない。

政策面30%
  • 成長分野への進出2

    機能性食品分野への進出は示されるが、日本経済の構造転換への言及は事例文中にはうかがえるだけである。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

新たなことにチャレンジする視点で、全社員一丸となって変化を求めて頑張っていくと考えている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。