酒造工程における生産性向上、酒質向上、安全性確保と高付加価値商品の開発
酒造りに生かせる生物資源の有効活用による製造プロセスの効率的改良を目指し、圧搾、濾過、瓶詰めの各工程を改良した。
株式会社アトラステクノサービス
成果装置全体の高さ 4m→2.5m
| 事業者名 | 株式会社アトラステクノサービス |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 神戸市西区 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 2,200万円 |
| 設立 | 1997年 |
当社は真空フライヤーのほか油ろ過装置の製造販売を行い、真空とろ過の両方の技術について特許を有している。大手食品メーカーに導入されるなど技術は高いが、6次産業化などのニーズがあるにもかかわらず中小企業への導入は進んでいなかった。真空フライ技術自体も浸透しておらず、中小企業の製品開発が進まない状況だった。
抱えていた課題
やったこと
中小企業も導入できるよう、真空・溶液浸潤装置を開発し、真空を利用して食材に溶液を一気に浸潤させることで前工程の時間を大幅に短縮した。真空フライ後の食材容器に付着した残留油分を自動で洗浄するバスケット洗浄装置を開発して後工程を自動化した。装置の高さを2.5m以内に抑えた小型真空フライヤーを開発し、大規模工場でなくても導入できるようにした。兵庫県立大学との共同研究で製品の論理的裏付けを行い、社内に真空フライ食品の製造設備とキッチンスペースを設けて、沖縄のパイナップル農家や青森のリンゴ農家、兵庫県の柿・ケール・丹波黒枝豆などの試作開発を支援した。
| 加工機 | 小型真空フライヤー |
|---|---|
| 加工機 | 真空・溶液浸潤装置 |
| 加工機 | バスケット洗浄装置 |
新しい製品・サービス:家庭用コンセントに繋ぐことができる小型真空フライヤー
家庭用コンセントで使える小型真空フライヤーが完成し、大規模工場でなくても中小規模事業者が導入できるようになった。兵庫県立大学との共同研究により、風味や食感、ビタミンC含有量といった製品の論理的裏付けも行えるようになった。その結果、工業試験場や6次化を進める農家など、これまで導入が進まなかった業界や企業への販売ができている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
真空フライ技術と油ろ過装置の特許を基に、中小企業向け小型機の開発と試作支援を進めている流れが読み取れる。
大手即席麺メーカー採用レベルの技術力と特許があり、大型機が中小企業に普及していない市場ニーズを踏まえた強みが具体的に書かれている。
中小企業への導入が進まない課題を認識し、高さ2.5m以内の小型化や試作支援体制で対応する実効性ある取組が書かれている。
販売強化や国内工場の設立が方向性として示されるのみで、数値目標や付加価値・賃上げの目標値は書かれていない。
従業員9人の体制に加え、社内の製造設備とキッチンスペースを設け、試作開発支援を行える体制を築いたと具体的に書かれている。
沖縄のパイナップル農家や青森のリンゴ農家など顧客ターゲットが明確で、製品の風味やビタミンC含有量の論理的裏付けも示されている。
試作支援の実施や販売強化の方向性は述べられているが、スケジュールや課題解決の具体的な方法までは書かれていない。
資本金2,200万円は書かれているが、財務状況や金融機関からの資金調達の見込みについては触れられていない。
真空フライ技術の認知度は低く、高機能な装置を小型化して中小企業向けに提供する点で、同分野の高付加価値化が読み取れる。
6次産業化や規格外農作物の活用による廃棄物削減、農家や工業試験場への波及が述べられているが、国が補助する理由の定量的な記述は薄い。
補助金額や付加価値増加額などの費用対効果を示す数字は書かれていないため、読み取りは限定的である。
兵庫県立大学との共同研究で製品の論理的裏付けを行い、地域農家の6次化を支える点でイノベーションへの貢献がうかがえる。
6次産業化や中小企業の製品開発支援が述べられているが、日本経済の構造転換に資する文脈は明示されていない。
沖縄、青森、兵庫県内の柿・ケール・丹波黒枝豆など地域の農産物を活かし、地域の農家の商品化を支援している。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
真空フライヤーの販売を強化するため真空フライ製品の開発支援を強化し、販売につなげる。国内に1つでも多くの真空フライ食品工場を設立することが今後の方向性と考えている。
単に機械を売るだけでなく、製品の試作段階からサポートする体制を築いております。真空フライに魅力があるが、投資が大きいから行えないという多数の中小企業の声を酌むべくOEM事業者を多数発掘し、技術を広めていきたい。
公式の事例集より(原文のまま)
酒造りに生かせる生物資源の有効活用による製造プロセスの効率的改良を目指し、圧搾、濾過、瓶詰めの各工程を改良した。
切削工程の負担を減らすため、新しいNCルーターを購入した。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。