新たな加工方法による「原板パネルの製作」と、それを活用した「新商品の開発」を間伐材で
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
株式会社 中橋製作所
| 事業者名 | 株式会社 中橋製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 三木市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 28人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1961年 |
1940年代後半の戦後から、木を加工する刃物を作り、日本中の大工・建具メーカー・家具メーカーに提供してきた。現在は世界20数か国で木材加工産業を支えている。リーマンショック後は対象市場の構造変化を受け止め、国内主力市場からアジア市場への事業転換に取り組んでいる。
抱えていた課題
やったこと
全員参加で「考えるトレーニング」を始め、生産の研究課題を個人で検討させるようにした。検討結果は毎月、発表と質疑応答の場で共有している。スタッフが作成した検討シートには全て専務がコメントし、課題解決のコミュニケーションを図っている。こうした取り組みを通じて、価値を高める組織づくりに取り組んでいる。
全員参加の考えるトレーニングと毎月の発表・質疑応答により、生産の研究課題を全員で検討する風土が生まれた。専務が検討シートすべてにコメントすることで、課題解決のコミュニケーションが図られている。価値を高める組織づくりが進み、アジア市場の攻略に向けた挑戦につながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
リーマンショック後に事業転換へ取り組み、国内市場からアジア市場へ挑戦していると書かれており、流れは読み取れるが戦略上の位置付けは具体性が薄い。
国内市場の構造変化とアジアのコピー品市場が挙げられ、ニッチトップや技術といった強みにも触れているが、競争優位の根拠は具体性が薄い。
国内市場の構造変化とアジア攻略という課題は認識されているが、解決に向けた数値や施策は書かれておらず、計画の実効性は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員28人と記載があり、全員参加の考えるトレーニングや毎月の発表の場を設けていると書かれ、人材面の取組はうかがえる。
木材加工用刃物などの製品と、大工・建具・家具メーカーへ提供してきた顧客が示されているが、選ばれる理由の整理は薄い。
「一歩ずつ地に足付けて前に進んでいきたい」と記載されているのみで、遂行方法やスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
コピー品市場のアジアで価値あるモノを届けると書かれているが、高付加価値化の水準を示す数字や根拠は記載されていない。
日本のものづくりに貢献する企業を目指すと書かれているが、波及効果や雇用創出などの補助の必要性は具体的に述べられていない。
公開されている事例からは読み取れません。
最先端の技術と守るべき技術を組み合わせるとあり、最新の生産設備への刷新に触れているが、デジタル技術の具体的な活用は書かれていない。
対象市場の構造的な変化を受け止め、国内からアジア市場へ転換すると書かれているが、成長分野への進出の説明は限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
第2創業期を迎え、企業としての在り方から最新の生産設備への刷新まで新たな挑戦が続いている。未知の世界への挑戦は苦労も多いが、一歩ずつ地に足をつけて前に進んでいきたいと考えている。
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
導入した高速斜め切りスライサーと電子スモーク装置を使い、銀鮭、サンマ、サバ、ヒラメを原材料とした商品開発を行った。
首都圏の若者や海外市場への販路拡大を目指し、原料処理や低温貯蔵、急速加熱殺菌冷却など鮮度を保つ工程を強化した。
効果:作業人数 4人→3人