自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社平井ダイカスト
| 事業者名 | 株式会社平井ダイカスト |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 御所市 |
| 業種 | 非鉄金属製造業 |
| 設立 | 1966年 |
1966年創業で、当初はファスナーなどを製造していたが、顧客の信頼から新規取引先を紹介されるようになり規模が拡大した。現在は主に自動車業界・住宅設備業界へ製品を供給している。鋳造業界では安価な海外製鋳物がベンチマークとして比較され、海外進出の要請も強まっており、国内業者は非常に苦しい状況にある。
抱えていた課題
やったこと
本事業で新型のダイカストマシンを導入し、薄肉・軽量の自動車部品(ウォーターポンプ)を試作開発した。試作では自社ノウハウを駆使し、金型構造の開発・改善とダイカストマシンの製造条件設定のブラッシュアップを行った。その結果、既存の同種製品と比べて約25%の薄肉化と約40%の軽量化に成功した。
| 加工機 | 新型ダイカストマシン |
|---|
新しい製品・サービス:薄肉・軽量の自動車部品(ウォーターポンプ)
既存の同種製品と比べて約25%の薄肉化と約40%の軽量化に成功した。加えて売価材料比率の低減が認められ、試作開発品の高付加価値化による生産コスト削減も実現した。試作品には顧客からの具体的な引き合いがあり、今後はオイルポンプなどへ製造品目を広げ、建設・建築重機など新分野の開拓も目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来のダイカスト事業と、薄肉・軽量自動車部品への展開という流れは読み取れるが、経営戦略上の位置づけの記述は薄い。
海外製鋳物との価格比較という外部環境と、金型設計提案力や複雑形状対応力といった強みが具体的に書かれている。
不良率・歩留まり・設備稼働率の課題を挙げ、薄肉化で新分野開拓につなげる方向性が示されている。
既存品比で約25%の薄肉化、約40%の軽量化を達成した実績が示されており、数値目標の実現性は読み取れる。
保有設備や加工業者との協力体制は書かれているが、補助事業の遂行体制や人材の記述は薄い。
顧客からの具体的な引き合いがあり、ウォーターポンプやオイルポンプへの展開先も挙げられている。
オイルポンプ等の品目拡大や建設重機への展開方針はあるが、スケジュールや課題解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ダイカスト法は既存の製法だが、薄肉・軽量化で高付加価値化を図る点はうかがえる。具体的な水準比較は限定的。
海外生産の影響による国内業者の苦境には触れているが、経済波及や雇用創出など国が補助する理由は明示されていない。
売価材料比率の低減と生産コスト削減に言及しているが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
軽量化や薄肉化の技術は示されるが、デジタル技術やサプライチェーン全体のイノベーションへの言及は乏しい。
軽量化を通じて自動車以外の建設・建築重機など新分野へ進出する方向がうかがえるが、構造転換との関連は明示されていない。
奈良県の企業であることは示されるが、地域特性を活かした雇用創出や地域成長への言及は限定的。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
薄肉・軽量を武器に、アルミ材のダイカスト加工がマッチする量産型の自動車部品では各種部品群で製品提案の余地が生まれると考えられ、新分野へ事業を展開していく方針である。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。