画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
日建産業株式会社
| 事業者名 | 日建産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 御坊市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 機械制御,材料製造プロセス,表面処理 |
| 従業員数 | 68人 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 1946年 |
主力は建設機械のクレーンブーム用鋼管などを扱う付加価値鋼管製造事業で、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管も製造している。社会的には環境問題への対応が求められており、クレーンブーム加工の国際競争力を保つことが重要と考えていた。今後は国内だけでなく海外展開も予想されていた。
抱えていた課題
やったこと
従来の酸洗処理に代えて、パイプ外面を研掃するショットブラストマシンを導入した。マシンは投射装置、キャビネット、研掃材の循環装置、搬送装置、集塵装置で構成され、2台の投射機で研掃する。パイプは回転しながら前進するため全周を一度で研掃できる。さまざまな規格や材質、外径に対応するため最適ラインの速度を検証し、作業効率を考えて4パターンに集約した。その結果、スピード設定で投射量を変えず、パネル操作のみで切り替えられるようになった。
| 加工機 | ショットブラストマシン |
|---|
硫酸などの危険物を扱わなくなり、作業者や周囲の安全管理体制が改善した。酸と薬剤の使用量および廃酸処理費が減り、コストも下がった。鋼管の供給と排出を自動化したことで生産性が上がった。ショット玉をリサイクルでき、集塵機で粉塵の飛散も抑えられるため、環境対策も一定程度図れた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来の酸洗処理から、これまでの鋼管加工技術を生かせるショットブラストマシンへ移行し、ノウハウを蓄積した経緯が具体的に書かれている。
クレーンブーム用鋼管加工で日本が技術的に最先端とし、国際競争力を備えて海外展開に応える設備を獲得したと明記されている。
硫酸の危険性、廃酸処理費用、客先の美観要請という課題を挙げ、その解決策として導入した経緯が示されている。
生産性アップや廃酸費用の削減が述べられているが、付加価値や賃上げの具体的な目標値は示されていない。
熟練技術者のノウハウ蓄積や従業員68名の記載はあるが、補助事業を遂行する体制の具体的な説明は薄い。
客先からの美観向上の要請に応え、さまざまな規格や材質、外径に対応できる点が述べられている。
最適ラインの速度検証から始め、4パターンに集約して投射量を変えずパネル操作で対応した手順が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
1mmの狂いも許されない高強度鋼管や、世界で唯一の製品であることが紹介されているが、市場の認知度や高価格化の数値は示されていない。
環境問題への対応や社会的要請に言及しているが、経済波及効果や雇用創出の具体的な数字は示されていない。
酸・薬剤の使用と廃酸費用が削減されたと述べられているが、投資額に対する効果の金額や数値は示されていない。
ショット玉のリサイクルや鋼管の供給・排出の自動化は書かれているが、先端的なデジタル技術の活用は読み取れない。
今後の海外展開に応えられる技術・設備を獲得したとあるが、産業構造転換への具体的な言及は乏しい。
和歌山工場が太平洋を望む高台に位置すると紹介されているが、地域の特性を生かした雇用や成長への言及は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
酸洗処理の法律上の問題を解決したことで、海外での運用に応えられる技術と設備を獲得した。熟練技術者のノウハウ蓄積により競合他社との差別化を図り、国内外への展開を進める。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。