ものづくり補助金平成25年度製造業和歌山県

CNCドリルマシン導入による生産工程の改善と短納期化

株式会社興和製作所

成果ドリルマシンの生産性が15%アップ

この事例のポイント

  • 穴あけ加工の位置寸法や精度に誤差が生じると鉄骨建方精度に影響し、工程の遅延や作業員の負担、費用の発生を招いていた。
  • 鉄骨建方で不可欠な H 形鋼の穴あけ加工を行う既存機械をリプレイスし、高速穴あけ加工機「CNC3軸全自動H形負ドリルマシン3DH-1000I」(アマダマシンツール)を導入した。
  • ドリルマシンの生産性が15%アップ。位置寸法精度と穴あけ精度が向上し、寸法精度の誤差がほぼゼロになった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社興和製作所
所在地和歌山県 和歌山市
業種金属製品製造業
技術分野製造環境,接合・実装
従業員数24人
資本金1,000万円
設立1961年

事業の背景

昭和23年に鉄工業として創業し、昭和36年に株式会社を設立してから半世紀以上、大型商業施設や公共施設、学校、病院、工場など多様な建築物の鉄塔・鉄柱や鉄製部材の溶接・製造を主な事業としてきた。製造のみならず、施工先へ従業員を派遣して建築現場での組み立て作業も請け負っている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度穴あけ加工の位置寸法や精度に誤差が生じると鉄骨建方精度に影響し、工程の遅延や作業員の負担、費用の発生を招いていた。
  • 生産能力既存の機械では穴あけ加工の生産性が十分でなく、外注に頼っていた穴あけ加工を社内で行えないという課題があった。

やったこと

鉄骨建方で不可欠な H 形鋼の穴あけ加工を行う既存機械をリプレイスし、高速穴あけ加工機「CNC3軸全自動H形負ドリルマシン3DH-1000I」(アマダマシンツール)を導入した。導入機械の穴あけ加工の重量は月度400tまで可能で、現在の月度平均100t程度に対して十分な許容能力を持つ。自動化により加工スピードを上げ、作業時間を短縮して外注していた穴あけ加工を社内で行えるようにした。

  • 加工機CNC3軸全自動H形負ドリルマシン3DH-1000Iアマダマシンツール

事業の効果

  • ドリルマシンの生産性が15%アップ

位置寸法精度と穴あけ精度が向上し、寸法精度の誤差がほぼゼロになった。加工スピードの向上と工数把握の容易化により生産性が上がり、作業員の負担も軽減して他作業の効率も高まった。協力会社への加工委託でも全体のリードタイムが短縮され、鉄骨加工の工程管理がスムーズになって製品の安定供給が実現した。

今後の展望

導入機械の許容能力に余裕があるため、今後さらなる生産率アップを目指せる。

事業者の声

高性能な機械を導入したことで、希少性の高い、複雑な製品を安価で提供できるような、高度なものづくりに挑戦していきたい

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。