プラント向け特殊バルブ部品等の生産性向上をもたらす加工技術の高度化
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
有限会社みなべの梅農産組合
成果生産性 100%→130%
| 事業者名 | 有限会社みなべの梅農産組合 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 みなべ町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 2002年 |
梅干を生産する過程で発生する梅酢の大部分は廃棄されていた。同社は梅酢を加工して梅水、梅塩、梅酢カルシウムを生産・販売するために設立された。現在の主力は梅塩とジュース原料の販売で、ジュース原料は飲料メーカーに販売され、既存の得意先から品質面で高い評価を得ている。梅酢は年間200トン〜300トンを40〜50件程度の農家から入手している。
抱えていた課題
やったこと
新たに真空濃縮装置を導入し、既存の低温減圧濃縮装置と合わせて2台体制とした。新装置の導入により、既存の濃縮機と同時間帯で運転できるようになり、生産能力を拡大した。導入後は昨年実績と比べて約30%程度生産性が向上した。
新たな真空濃縮機の導入により、昨年実績と比べて約30%程度生産性が向上した。既存の濃縮機と同時間帯で運転することでガスの消費効率が高まり、コスト削減につながった。今後は大手飲料メーカーへの営業と試作開発を進め、引き合いの増加を期待している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業時から梅酢の再利用で廃棄削減を目指す事業で、一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
国内で梅酢の低温減圧濃縮装置を保有する企業は他にないと記載され、飲料メーカーからの品質評価と増産要請もあり強みが具体的。
生産能力の限界と低温減圧濃縮過程の待ち時間を課題に挙げ、真空濃縮装置の増設で解決を図る計画が明確に示されている。
新設備導入後、昨年実績と比較して約30%の生産性向上を達成したと記載があり、数字で成果が示されている。付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
従業員3人と記載があるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な記述は見当たらない。
梅塩とジュース原料の用途や品質評価、大手飲料メーカーへの販売先が具体的に示され、顧客ニーズの裏付けがある。
廃棄物ゼロの方針や塩水の再利用検討、新製品開発など今後の方向性は示されるが、スケジュールや課題解決方法は具体性が薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
梅酢から梅水・梅塩・梅酢カルシウムを生産する事業で国内でも稀有なモデルと記載され、高付加価値化の方向性が示されている。
廃棄物ゼロと梅産業の副産物活用という社会的意義はうかがえるが、雇用創出や波及効果の数字は書かれていない。
約30%の生産性向上とガス消費効率化によるコスト削減が書かれるが、補助金額と付加価値増加の対比は示されていない。
廃棄物ゼロに向けた取組や新製品の展開はうかがえるが、先端デジタル技術の活用は記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
みなべ町や田辺市の梅生産農家との連携による梅酢調達が記載され、地域の特性を活かした事業であることがうかがえる。
秋口から大手飲料メーカー各社の試作開発と生産計画の準備が進むことから引き合いが増えることを期待している。梅酢の再利用を進め、廃棄物ゼロを目指して新製品の開発にも取り組む予定である。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分