自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社島本化繊起毛工場
成果新しい生産工程を通して12種の商品の開発に成功した
| 事業者名 | 有限会社島本化繊起毛工場 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 和歌山市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 設立 | 1961年 |
同社は起毛機の製造職人であった初代と2代目が昭和28年に創業した起毛加工業者である。毛布、ケット、シーツ、布団カバーなどの寝具からレース、ニット、資材まで多様な生地に起毛加工を施し、業界では“起毛界の駆け込み寺”と呼ばれて全国から依頼が寄せられている。約70年にわたる加工技術を次世代に継承するため、職人育成とオリジナル製品の開発にも取り組んでいた。
抱えていた課題
やったこと
試作品の測定体制を構築するため、起毛時の状態を確認できるデジタルマイクロスコープや自動金属検出器などの高精度検査機器を導入した。あわせてミシン設備(インターロック、オーバーロック、特殊マジックメロー、コンピュータ刺繍)を充実させ、縫製のデザイン性向上と効率化を図った。各種生地に適した“軽くて柔らかい保温性のある起毛”に加工できるよう新しい工程と機器で試作を繰り返し、12種の商品開発に成功した。加工途中や仕上げ時の起毛状態をマイクロスコープの画像で確認し、誤差をなくして均一な品質管理を実現した。
新しい製品・サービス:軽くて柔らかい保温性のある高品質な寝具(自社ブランド「紀州ねる」の商品群、12種)
新しい工程と機器での試作により、軽くて柔らかい保温性のある起毛を備えた12種の魅力ある商品が誕生した。マイクロスコープによる画像確認で誤差がなくなり、均一な品質管理が実現した。高性能金属検出機により安定的で高速な検出とデジタル処理による高精度な検出が可能になった。縫製のスピードと正確性も大きく向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業から約70年の起毛加工技術を次世代へ継ぐ取組と、自社ブランド「紀州ねる」の立ち上げが書かれており、事業の一貫性はうかがえる。
ドイツ式・フランス式・英式の起毛機保有や『起毛界の駆け込み寺』と呼ばれる点が強みとして書かれ、ネット販売で全国展開を狙うとある。
高精度の検査を取り入れて高品質化を図る方針は書かれているが、現状課題の数値や付加価値向上の目標値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
熟練の職人が在籍し、起毛加工と縫製を社内一貫体制で行っていることが書かれており、体制の一端は読み取れる。
軽くて柔らかい保温性のある起毛寝具で12種の商品を開発したとあるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の具体的な整理は乏しい。
マスク製作の実績や医療・福祉向け製品の順次展開など今後の方向性は書かれているが、スケジュールや解決方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
マイクロスコープを使った軽くて柔らかい保温性のある起毛は他社では製作不可能な品質と記されるが、市場内の高価格化の数値は示されていない。
次世代への技術継承や職人育成に力を入れると書かれており、雇用や地域への波及効果がわずかにうかがえる。
縫製スピードと正確性が格段に向上したとあるが、補助金額に対する付加価値増加や生産性の数値は書かれていない。
デジタルマイクロスコープや高性能金属検出機のデジタル処理が導入されたと書かれ、先端技術の活用がうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
和歌山の起毛加工業として全国から依頼が寄せられ、地域の職人技術を活かした事業であることは読み取れる。
起毛加工と縫製を社内一貫体制で行い、ネット販売事業部はユーザーを個人向けに絞りつつ全国展開へマーケットを拡大する方針である。習得した縫製スキルを新たな事業化につなげ、初めて製作・販売したマスクに続き、医療や福祉向けの製品を順次作っていく考えである。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分