新たな加工方法による「原板パネルの製作」と、それを活用した「新商品の開発」を間伐材で
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
有限会社小倉水産食品
成果カルシウム量(サケフライ100gあたり) 360mg→1,700mg
| 事業者名 | 有限会社小倉水産食品 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 境港市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 26人 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 設立 | 1954年 |
昭和30年に創業し、干物・塩干物の生産からスタートした。化学調味料や添加物を使わない「いかの塩辛」が評判となり、食品加工会社として変貌した。国産素材のみを使い、無添加の安心・安全な食品を一品一品丁寧に製造・販売している。
抱えていた課題
やったこと
地場産魚材(さば、あじ、いわし、銀サケ等)を活用し、小中学校給食や高齢者・要介護者向けの「ファーストフィッシュ」を開発・製造販売する。骨まで食べられる商品を作るため、飽和蒸気調理器を導入し、魚種ごとの最適処理時間、各レシピの調味料と飽和蒸気調理器の最適化ノウハウを構築した。処理後の小分けパッケージ技術を確立し、冷凍保存保管を行い、開発食品の成分・栄養比較分析も実施した。
新しい製品・サービス:骨まで食べられる「ファーストフィッシュ」(試作アイテム10種類、さけの骨つき中落ちのフレーク、骨やわらかあじフライ等)
骨まで食べられる栄養成分の高い商品の製造が可能となった。処分していた中骨等の廃棄資源を再利用でき、他社の廃棄資源も安価に活用できるようになった。調理時間の短縮により大量生産が可能となり、従来設備と比べて3倍以上の時間短縮を実現した。手作業の自動化による削減でコスト削減を図り、魚の骨の除去作業も不要になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の水産加工・無添加製品の評判という過去の取組はうかがえるが、本事業の位置付けを経営戦略として明示する記述は薄い。
国産素材・手づくり・無添加の強みは読み取れるが、市場動向との関係や競合に対する優位性の説明は具体性が薄い。
魚介類離れと調理・骨取りの難しさという課題は示されるが、高付加価値化の数値目標は書かれていない。
従来設備比3倍以上の時間短縮やカルシウム量の増加は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
骨まで食べられる高齢者・要介護者・子ども向けの対象と、骨除去不要という選ばれる理由が具体的に示されている。
小分けパッケージ技術の確立や冷凍保存などの課題と作業項目は示されるが、スケジュールや期間の記載は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
骨まで食べられる魚料理は新規性があるとうかがえるが、高水準の高付加価値化を数値で示す記述は限られる。
中骨などの廃棄資源の再利用や地場産魚材の活用、6次産業化による産地振興が書かれ、地域波及の意義はうかがえる。
サケフライのカルシウムが従来360mgから試作1,700mgへ、調理時間は3倍以上短縮と数値が示され、費用対効果がうかがえる。
飽和蒸気調理器の導入や廃棄資源の再利用は書かれるが、先端デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は記載が薄い。
病院・介護施設向けの新市場開拓は書かれるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
地場産魚材を活用し産地の6次産業化を図る点は地域特性の活用として読み取れるが、雇用創出の記述は薄い。
子どもたちへの魚料理の普及・定着と食文化への貢献を目指す。病院、介護施設、高齢者施設の給食及び学校給食をターゲットに新規市場を開拓する。骨まで食べられ栄養成分が高い商品により、幅広い商品アイテムを開発し、新たな販路開拓につなげる。
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
機能特化型緑色レーザーマーカーを導入した。
効果:従来機に比べ印字可能な金属の種類が格段に広がった
空冷機構の構築と軽量コンパクト化により、省エネ性と耐久性を確保しつつ、従来の1kWメタルハライドランプと同等の明るさを持つ800WのLED…