回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
内外精機工業株式会社
成果作業効率 1倍→6倍
| 事業者名 | 内外精機工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 東伯郡三朝町 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
当社は鳥取県内唯一のプラスチック精密切削加工を行っており、汎用樹脂からエンジニアリングプラスチック、スーパーエンプラまで樹脂全般を扱っている。近年、医療関係や宇宙開発分野で使用されるエンジニアリングプラスチック切削部品の依頼が多くなっている。これらは高精度、高品位、高品質、短納期が求められる。
抱えていた課題
やったこと
CAD/CAMプログラムを活用し、接触式測定技術と光学式測定技術を1台に集約した高性能CAD/CAM「マスターCAM」及びマルチセンサ式小型三次元座標測定機を導入した。光学式と接触式の2方式で立体を三次元的に計測することで、高精度測定を可能にした。これにより測定時間の短縮と安定した品質提供を推進する。
これまで測定不能だったカムなどの輪郭形状の測定と、倣い測定による真直度の測定が可能になった。測定箇所の多い部品では測定時間が短縮し、作業効率が6倍となり、検査工程の時間改善につながった。測定者や検査員による測定誤差が解消され、高精度化が実現した。
医療・宇宙開発分野でエンジニアリングプラスチック切削部品の市場ニーズが高く、今後も使用範囲が拡大すると想定している。医療機器1台あたり約50種類の切削加工部品が使われており、大幅な受注拡大を見込んでいる。
今回の導入は、精度が重視される医療機器の受注が増加し、従来、操作する人によってばらつきが生じていた計測工程を改善するために三次元測定機を導入しました。今まで接触式しかなかったのですがカメラによる光学式測定機にしたことにより、ばらつきも無く、時間ロスの削減、高精度測定が可能となりました。測定機自体は、付加価値を生まないので企業としては導入しにくい設備であり、特に今回導入した測定機を保有している企業も少なく、高精度を求める新たな顧客の誘導となる可能性もあります。今後は、生産性の向上を可視化するために生産計算ソフトを導入して、作業者の経験値をソフトウエアに落とし込み生産管理を行うことを考えています。全国には大規模な樹脂加工企業はありますが、当社は、お客様と直接交渉しながら製品の提案や小ロットでも対応できる希少な企業として、今後の需要拡大の可能性はあると思っています。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名