大きな鋼板の曲げを2人でこなし、新しい市場に挑む
マルシン機工株式会社
成果大きな鋼板の曲げ作業が4名から2名になり、加工時間は約7割減った。
大判の鋼板を少人数で高精度に曲げられる自動追従装置付きの折曲げ機を導入し、これまで断っていた大きな製品を自社でつくれるようにした。
ナカイアポストリー株式会社
成果裁断時間が1枚60分から15分になり、残業時間が月30時間から3時間になった。
| 事業者名 | ナカイアポストリー株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 |
| 業種 | 椅子・ソファの革張り(家具製造) |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 200万円 |
飛騨の家具の産地である高山市に拠点を置き、椅子やソファの革張りを行っている。多様な素材の特性を熟知し、シワや引きつりのない仕上げと納期管理が評価され、市内の木工事業者だけでなく県外の企業からも受注が増えている。
一方で型紙から生地を裁断する工程は熟練者2名しかできず、生産能力の限界から注文を断っていた。裁断工程こそ最も機械化できる部分と考え、省力化投資補助金で自動裁断機を導入した。
抱えていた課題
やったこと
中小企業省力化投資補助金の公募要領にある審査の観点10つで見ています
裁断時間が1枚60分から15分、残業が月30時間から3時間に減ったと数字で示されるが、省力化指数の記載はない。
投資回収期間に関する記述はなく、投資額や回収見込みも示されていないため読み取れません。
付加価値額の年平均成長率についての記載はなく、受注増や増産の話は付加価値の数字では示されていません。
一枚裁ち自動革裁断機とCAD、大型デジタイザーを組み合わせ、約200種類の型紙をデータ化して革裁断に適用している。
社内9名体制や裁断要員の縫製への移動は書かれるが、財務状況・資金調達・サイバーセキュリティの記載はない。
機械導入で裁断を自動化し、型紙データ化から縫製強化、新規雇用へ進んだ流れは示されるが、具体的なスケジュールは不明。
賃上げの目標値や実施に関する記述はなく、公開されている事例からは読み取れません。
裁断要員を縫製に回し、増産と新規雇用、県外企業との協力まで会社全体に効果が及んだと書かれている。
飛騨の家具産地で県外からも受注を得て、新規雇用と増産を地域の事業者とともに実現した点が書かれている。
自動裁断機にCADとデジタイザーを組み合わせ、家具メーカーとCADデータでやり取りできる仕組みを作った。
冊子の内容から、省力化投資補助金の経費区分にあてはめた区分です。
椅子張りの中では、裁断する人のことを「裁断師」と呼んでいますが、裁断工程は熟練の技を必要とし、ミスの許されない繊細かつ重要な作業となっています。この裁断工程こそ最も機械化できる部分と考え、裁断工程の自動化に取り組みました。
機械が得意な事は機械に頼り、人にしか出来ない仕事に携わる職人を増やしていくことで、「飛騨の家具」の発展にも貢献できればと考えております。
岐阜県の家具製造業(椅子・ソファの革張り、従業員9名)
機械が得意なことは機械に任せ、人にしかできない仕事に携わる職人を増やしていく。縫製工程の強化と新規雇用で増産体制をつくり、飛騨の家具の発展に貢献することをめざす。
この事例と同じ岐阜県では、中小企業省力化投資補助金で211社が採択されています(第1回〜第6回)。岐阜県の採択事例と採択数を見る
マルシン機工株式会社
成果大きな鋼板の曲げ作業が4名から2名になり、加工時間は約7割減った。
大判の鋼板を少人数で高精度に曲げられる自動追従装置付きの折曲げ機を導入し、これまで断っていた大きな製品を自社でつくれるようにした。
株式会社エステック
成果1回の検査時間が80分から15分に、1日の検査工数が40時間から7.5時間になった。
手動式の三次元測定機で行っていた部品検査にCNC三次元測定機2台と測定プログラム・成績書の自動作成ソフトを導入し、検査工程を自動化・デジタル化した。
株式会社久保商店
成果1日2.8時間かかっていた手作業が0.7時間になった。
創業113年の畳店が、両框裁断と片框縫いを自動で行う協働ロボットと畳割付計算ソフトを導入し、職人の手作業と身体の負担を減らした。
KOYASU FARM
成果イベントでは1日200〜300個のソフトクリームが売れ、コンテストやデザイン賞も受賞した。
山羊の乳でつくるアイスを商品化し、移動販売とイベントで売ってきた。
花の舞酒造 株式会社
成果給与計算までの作業時間が8割以上減り、労務管理の担当者に新しい仕事を任せられるようになった。
日本酒の製造・直営店・卸売で勤務形態が多様ななか、IT導入補助金でクラウド型の勤怠管理システムとスマートフォン打刻を導入した。
合同会社 石垣焼窯元
成果売上が自動で集計され、自動釣銭機との連動で現金の計算・集計作業がゼロになった。
200種類以上の商品の販売・在庫管理を正確にするため、IT導入補助金でカスタマイズできるパッケージ型の統合経営支援システムを選び、POSと自動釣銭機を導入した。
直近の第6回の採択率は63.9%(応募1,841件・採択1,176件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。
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