部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
株式会社菊水フォージング
成果球面切削工程製作コストは約3分の1に削減
| 事業者名 | 株式会社菊水フォージング |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 米子市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 62人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1950年 |
当社は昭和22年創業の鍛造メーカーで、大型二輪車、農機具、油圧機器、建機などの産業機械メーカーを顧客とする熱間型打鍛造業者である。ハンマ4ライン(0.5t〜3t)とプレス4ライン(400t〜1600t)を持ち、取扱アイテムは1,000点を超える。鍛造素材のコストダウンに加え、鍛造単工程にとどまらない複数工程のセット受注への対応が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
建機向け油圧モーター用斜板を対象に、球面切削加工を行うマシニングセンターを導入した。導入により球面切削の加工精度が向上し、切削取りシロを薄くできるようになった。作業員は対話型プログラミングを習得し、継続研修により高度な技術を身につけた。導入した設備により、顧客の外注部分であった球面加工を社内で対応できるようになった。
| 加工機 | マシニングセンター |
|---|
マシニングセンターの導入により球面切削の加工精度が向上し、従来の加工工程と比べて約3分の1のコストとなり大幅なコストダウンにつながった。製品一個当たりの機械加工コストは70%以上削減された。作業員の高度な技術も習得でき、人材育成が進んだ。鍛造単工程にプラスアルファのセット受注体制が確立し、客先の利便性が向上して将来的な受注安定と高付加価値化につながる見込みである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鍛造単工程から後工程の機械加工を内製化する流れが、65年の社歴と鍛造技術の蓄積を背景に位置付けられている。
取扱アイテム1,000点超や金型内製100%が強みとして挙げられているが、市場動向との対比は薄い。
球面切削の加工精度不足と研磨時間ロスが課題とされ、コストが約3分の1、機械加工コスト70%以上削減と数値で示されている。
製品1個当たりの機械加工コスト削減率70%以上、球面切削工程コスト約3分の1、研磨工程80%削減と具体的な目標・成果が示されている。
作業員のマシニングセンター研修や高度技術の習得が書かれているが、体制や事務処理能力の記載は薄い。
顧客は増産を目指す客先で、セット受注による利便性向上が書かれているが、ターゲットや選ばれる理由の整理は限定的。
導入後の展開として諸メーカーへの販促活動が示されているが、スケジュールや課題解決の方法は詳述されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鍛造品の中で軽量化のためのマグネシウム等の新素材鍛造技術に取り組むとあるが、高水準の高価格化の根拠は薄い。
鳥取県の鍛造マイスタ在籍や地域の製造業との関わりがわずかにうかがえるが、波及効果や雇用創出の数字は書かれていない。
投入した設備により機械加工コストが70%以上削減され、大幅なコストダウンと付加価値向上が数値で示されている。
新素材鍛造や部品のモジュール化への対応が書かれているが、デジタル技術の活用やサプライチェーン全体への貢献は薄い。
鍛造の川下工程への進出や新素材への取り組みがうかがえるが、構造転換に資する市場分野への言及は弱い。
鳥取県米子市の鍛造企業として地域の技能検定資格者を活かす点が読み取れるが、地域成長への波及は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
鍛造単工程プラスアルファの体制を積極的に推進し、拡販と複数工程のセット受注を進める。コストダウンの成果をもとに、鍛造品以外で斜板を加工している諸メーカーへ販促活動を展開する。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
急速冷凍庫(ラック式ショックフリーザー)を導入し、従来の冷凍庫では14〜16時間程度を要していた生まんじゅうの冷凍を4時間で行えるようにし…
効果:冷凍時間 14時間→4時間
省エネ型の新型リフロー炉エコリフロー(SNR-840GT Ver.4.0)を2台導入した。
効果:消費電力 20.4kW→13.1kW