ものづくり補助金平成25年度学術研究、専門・技術サービス業岡山県

設備の設計から印刷物の作成、システム構築まで…多角的に企業を支える企業

興南設計株式会社

成果印刷物のカラー数 2色→1色

この事例のポイント

  • 補助事業では、製品の強度解析を行うソフトを導入した。
  • 印刷物のカラー数 2色→1色。強度解析や流動解析により、設計段階から精度の高い製品を提供できるようになり、短時間で良い製品を作れるため納期も早くなっ…

事業者のプロフィール

事業者名興南設計株式会社
所在地岡山県 倉敷市
業種技術サービス業
技術分野情報処理
従業員数160人
資本金2,500万円
設立1961年

課題と取り組み

やったこと

補助事業では、製品の強度解析を行うソフトを導入した。重さへの耐久力の解析や、樹脂が高温に晒された際の変化を見る熱解析などができるようになった。設計の段階で強度解析を行えるため、初めから精度の高い設計を提供できるようになった。また、樹脂部品の流動解析ができるようになり、樹脂部品を作る前に溶けた樹脂の流れや結果をシミュレーションできるため、短時間でより精度の高い製品を作れるようになった。さらに、3Dデータからイラストを作成するソフトを導入し、以前より簡単に分かりやすいイラストを提供できるようにした。

ソフト製品の強度解析ソフト
ソフト樹脂部品の流動解析ソフト
ソフト3Dデータからイラストを作成するソフト

事業の効果

  • 印刷物のカラー数 2色→1色

強度解析や流動解析により、設計段階から精度の高い製品を提供できるようになり、短時間で良い製品を作れるため納期も早くなった。3Dデータからのイラスト作成により分かりやすい取扱説明書を提供できるようになり、2016年のマニュアル・オブ・ザ・イヤーを受賞した。カラーを二色から一色にすることでコストの削減も実現した。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.0 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性3

    設計・印刷・システム構築を一貫して手がける体制が語られ、過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略として明確に位置付けられた記述は薄い。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    強度解析・流動解析の導入や2016年マニュアル・オブ・ザ・イヤー受賞に触れ、強みは読み取れるが市場動向との関係は書かれていない。

  • 課題の認識と解決2

    顧客の要求が厳しくなる場面への対応は書かれているが、課題認識と高付加価値化の計画としては具体性が乏しい。

事業の実現可能性32%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制3

    設計部や社内の作る教育、協力企業との連携にふれるが、補助事業を遂行する人材・体制の具体的な記述は少ない。

  • 顧客とニーズの裏付け2

    見やすい取扱説明書を作る工夫と受賞に触れるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは整理されていない。

  • 事業化までの道筋1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    流動解析や熱解析を設計段階で行う点は特徴的だが、分野の普及度や高水準の高付加価値化を示す記述は薄い。

公的補助の必要性47%
  • 波及効果・雇用2

    製鉄所や航空機関係の組み立て装置に触れるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。

  • 費用対効果3

    納期短縮や製品精度の向上がメリットとして述べられるが、補助金額に対する付加価値増加の数字は示されていない。

  • イノベーションへの貢献2

    3D設計や解析ソフトの活用は読み取れるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献までは書かれていない。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    岡山県倉敷市の企業であることは示されるが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は読み取れない。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

今後は機械設計を中心に、デザインや取扱説明書などの印刷物やWebデザインなど、いろいろな形で顧客を手伝える会社になっていきたいと考えている。

  • 目標:2016年のマニュアル・オブ・ザ・イヤーを受賞

業種と困りごとが近い成果事例

茨城県学術研究、専門・技術サービス業平成25年度

つくば動物医療センター開設プロジェクト

2015年に「アイ動物医療センターつくば」を開院し、本補助事業で内視鏡システムと外科用X線TVシステム・Cアームを導入した。

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。