3次元CAD 活用による高意匠性建築デザインの設計リードタイム短縮と提案力の向上
3次元CADを用いたBIM環境システムを導入し、ひとつの設計案件に対してチーム全員で同時に作業を進める体制を整えた。
効果:設計人工の削減を目指した。
株式会社エムアールサポート
成果測定精度(メッシュ) 20m→0.05m
| 事業者名 | 株式会社エムアールサポート |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市 |
| 業種 | 技術サービス業 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 2010年 |
当社は従来の土木測量の非効率性に問題意識を持った現社長が平成22年に創業した会社で、TS出来高管理やNETIS登録機器、GNSSによる測量などICT活用に早くから取り組んできた。正確な位置設定とデータ活用に強みがあった。一方、ひび割れやわだちなど複雑な形状を把握する性状調査はまだ課題が多い状況だった。近年の公共工事では総合評価落札方式が採用され、価格と品質の両面に加えて環境面や維持管理費の削減といった多面性が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
地上型の3Dレーザスキャナ3機を導入し、現場で一括して計測することで、ひび割れ・わだち・切削量・縦横断の調査結果を得られるようにした。UAV(ドローン)20機による上空からの画像撮影で、レーザスキャナでは採れないひび割れや区画線の色情報を補填した。3Dスキャンデータから走行車両などのノイズを除去し、撮影画像のマスキング、画像の合成、撮影データの軽量化、3Dスキャンデータと色データのマージ、3Dデータの2D CADへの変換までを、有用なソフトの選定と連携するソフトの自社開発により実現した。補填の測量を走行車線に入らずに済ませることで、交通事故の危険も減らした。
| 検査測定 | 3Dレーザスキャナ |
|---|---|
| その他 | UAV(ドローン) |
| 検査測定 | GNSS計測器 |
| 検査測定 | TSワンマンシステム |
| ソフト | データ処理・解析ソフトウェア |
新しい製品・サービス:ICT測量サービスに加え、色彩と情報伝達を組み合わせた「測量美術」を新たな測量サービスとして開発し、全国へライセンス展開する事業を進めている。
ワンストップ現場調査により、測定精度が大幅に向上し、現場調査は1ヶ月から40分に、データ処理は1ヶ月から1日に短縮された。調査道路を持ち帰りオフィスで測量できるようになり、専門技術者が少なくても多様な働き手が調査に関われるようになった。障がい者も働けるダイバーシティインクルージョンの実現にもつながった。ライセンス事業へのシフトや特許取得も進んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業当時からICT活用に取り組み、TS出来高管理やNETIS登録機器、GNSS測量を導入してきた経緯が書かれ、今回の3Dレーザ導入との一貫性が読み取れる。
正確な位置設定とデータ活用に強みがあると自己分析し、性状調査の弱みを補う形で測量美術として差別化し、特許も取得していると書かれている。
ひび割れ調査の歩行確認やわだち調査の20m毎測量など課題を具体的に挙げ、現場調査1ヶ月を40分に、データ処理1ヶ月を1日にする数値目標が示されている。
現場調査とデータ処理の効率化の数値目標はあるが、付加価値額の増加や賃上げの目標値は書かれておらず、読み取れるのは効率面のみである。
専門技術者少数で多様な働き手が対応できる体制と、社内で自社開発ソフトを連携させた点は書かれているが、人員数や事務体制の詳細は薄い。
色彩と3Dデータを融合した測量美術という製品像と、舗装修繕調査を必要とする道路や公共事業の総合評価落札方式という顧客ニーズが書かれている。
10年後に全国の舗装道路を測量美術で埋め尽くす構想とライセンス展開のビジネスモデル構築中という方向性はあるが、具体的なスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
業界最高水準の詳細度を持つCIM統合モデルで、測量誤差1mmや画像画素1~2mmといった高水準の精度を実現し、測量美術として差別化していると書かれている。
舗装修繕が必要な道路が全国に存在することや、非専門技術者も働けるという社会性への言及はあるが、経済波及効果の数値などは書かれていない。
現場調査が1ヶ月から40分、データ処理が1ヶ月から1日へと効率化された数値はあるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
3Dレーザスキャナとドローン撮影画像の色情報を融合し、ICT施工で重機にも使える3Dデータを作る先端的なデジタル活用が具体的に書かれている。
土木測量・現場調査から測量美術のライセンス事業へシフトする構造転換の方向性は読み取れるが、市場成長性の根拠は示されていない。
京都市の企業であることや京都市の表彰歴はあるが、地域の特性を活かして地域経済を牽引する具体的な記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
測量美術を全国へライセンス展開するためのビジネスモデルを構築中で、10年後には全国の舗装道路を測量美術で埋め尽くす構想を抱いている。
調査対象道路を持ち帰りオフィスで測量できる
公式の事例集より(原文のまま)
3次元CADを用いたBIM環境システムを導入し、ひとつの設計案件に対してチーム全員で同時に作業を進める体制を整えた。
効果:設計人工の削減を目指した。
燃焼室まわりに低熱伝導素材を採用して準断熱化を行い、熱損失を低減した。
効果:発電効率 26%→30%
従来の測量業務の作業効率や安全性などを改善するため、3Dレーザースキャナーを導入した。
効果:測量時間(一箇所あたり) 120分→15分