ものづくり補助金平成25年度製造業岡山県

立体溶着加工によるエアー遊具制作の工期短縮と新分野商品開発

有限会社エール

成果立体溶着加工の内製化により工期短縮が実現した(数値は記載なし)

この事例のポイント

  • 水上で使用するエアー製品に水が入らない密閉式の開発が求められているが、ミシン縫製では水の浸入と空気漏れを防げない。
  • 新たな熱風溶着機を導入した。
  • 立体溶着加工の内製化により工期短縮が実現した(数値は記載なし)。立体溶着加工の内製化により工期が短縮され、メンテナンスも容易になった。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社エール
所在地岡山県 岡山市
業種その他の製造業
技術分野接合・実装,複合・新機能材料,立体造形
従業員数6人
資本金300万円
設立1995年

事業の背景

創業は平成7年で、エアー遊具の企画・製造・卸販売を手がける数少ない専門メーカーとして1500種類を超える製品を製作し、全国に納入実績がある。安全性、強度、オーダーメイド、スピード対応、アフターサービスを強みとしている。エアー遊具は通常ミシン縫製で作られ、水の浸入や空気漏れが起きやすく、防犯や熱中症対策で屋内用・屋根付き用の需要が増えている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術水上で使用するエアー製品に水が入らない密閉式の開発が求められているが、ミシン縫製では水の浸入と空気漏れを防げない。
  • 生産能力屋内用エアー遊具では送風機の電力コストや音の問題が生じており、省力化と低騒音化の要望が多い。
  • コスト・採算海外製品との競合があり、立体溶着加工を内製化してコスト削減と工期短縮を図る必要がある。
  • 新製品・新技術エアーマットやエアーテントなど既存の設備・技術では製作できない製品を製品化する対策が求められている。

やったこと

新たな熱風溶着機を導入した。熱風溶着機は2枚の生地の間に熱風を吹き付け、ローラーで挟んで加圧することで素材同士を溶着する。従来機に比べて溶着可能な素材が多く、曲線溶着により立体的な製品の加工が可能になった。試作品としてエアプールと大玉2種を製作し、エアプールの桁と底面はミシン縫製とシーリング加工で密封性と強度を高めた。導入後は加工する形状を選ばず、目的に応じた強度や密閉性を実現できるようになった。

新しい製品・サービス:密閉式エアー遊具(エアプールなど)、大玉、抽選機、プールの浮島、エアーテント

事業の効果

  • 立体溶着加工の内製化により工期短縮が実現した(数値は記載なし)

立体溶着加工の内製化により工期が短縮され、メンテナンスも容易になった。密閉式のエアープールや大玉などの新製品を開発でき、抽選機やプールの浮島、エアーテントなどを製品化して納品している。水の浸入や空気漏れの課題が解決され、送風機も不要になる製品づくりが可能になった。

今後の展望

新たな熱風溶着機の導入により密閉式エアー遊具など新製品の開発に取り組み、売上伸張を目指す。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。