新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社坂出スチール工業
成果売上目標 30,000千円→50,000千円
| 事業者名 | 株式会社坂出スチール工業 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 坂出市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,製造環境 |
| 従業員数 | 14人 |
| 設立 | 1986年 |
鉄鋼材への切断及び穴あけ加工を主な事業とする会社で、機械設備のラインナップと職人技術が重要になっている。多様化する顧客ニーズに対して機械設備の加工能力や作業人員が追いつかない状況だった。特に型鋼などの立体物加工は設備がないため、小ロット・短納期生産や単価設定などのニーズに応えきれていなかった。
抱えていた課題
やったこと
立体物へ加工できる新レーザー加工設備を導入した。H鋼・C型鋼などの立体物を2次切断するため、レーザー加工機の架台設備を全国で初めて製作した。当初は調整板を差し込むタイプを予定していたが、メーカーとの相談と社内協議の結果、リフトにより微妙な高さ調整ができる「リフト油圧ユニット」を組み込んだ架台設備に決定した。設計・発注から設置、試運転、実稼働まで約5ヶ月を要した。あわせて五面加工機とマシニングセンタを導入し、機械加工品も加工できる体制を構築した。
| 加工機 | レーザー加工機 |
|---|---|
| その他 | 架台設備(リフト油圧ユニット付き) |
| 加工機 | 五面加工機 |
| 加工機 | マシニングセンタ |
新しい製品・サービス:立体物(H鋼・C型鋼など)のレーザー2次切断加工
立体物のレーザー切断に対応できるようになり、ガス切断からレーザー切断へ移った立体加工の受注が増えた。平面加工や機械加工の受注も増えた。全国初の架台設備は関連企業への宣伝になり、営業にもつながったと考えている。今後は受注増に伴う人員増加も行い、人的労力の削減と生産効率の向上を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ガス切断からレーザー切断へのシフトや立体加工への取組が書かれ、既存の切断・穴あけ事業との連続性がうかがえる。
全国初の架台設備による立体物2次切断と、型鋼・H鋼・C型鋼への対応が具体的に書かれ、競争優位が読み取れる。
立体物加工の依頼が能力限界に達していたという課題を、新レーザー設備と架台導入で解決する計画が示されている。
売上目標が1年目3千万円から5年目5千万円まで千円単位で示され、2年後に4千万円増加見込みなど数字が具体的。
受注増に伴う人員増加の計画や熟練工育成への言及はあるが、事務処理体制や人材の具体的な数は示されていない。
小ロット・短納期・立体加工へのニーズや高精度製品を強みとする点が具体的に書かれ、顧客ニーズへの対応が読み取れる。
設計・発注から実稼働まで約5ヶ月、リフト油圧ユニット採用の経緯など、導入の工程と課題解決方法が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
全国初の取組としてレーザー切断架台を導入し、型鋼立体加工で高い付加価値を狙う点が書かれている。
地域の雇用や波及効果への言及は薄く、人員増加の記述にとどまり、国が補助する積極的理由は読み取りにくい。
4千万円や500万円の増加見込みは示されるが、補助金投入額との比較による費用対効果は書かれていない。
レーザー加工と架台の組み合わせは全国初とあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
坂出市の企業であることは分かるが、地域の特性を活かした成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
来年の決算期は前年と同程度の見込み。2年後には立体物の加工依頼増加により4千万円増加を見込む。3年後から5年後にかけては前年対で500万円の増加を見込んでいる。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。