回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社しんこう
| 事業者名 | 株式会社しんこう |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 北九州市小倉南区 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 115人 |
| 資本金 | 7,500万円 |
| 設立 | 1950年 |
あられやドーナツなど和洋さまざまな菓子を製造する菓子製造業である。空港や高速道路のサービスエリアで販売する土産菓子が増え、品種や生産量が拡大し続けていた。品種が増えるとともに品質基準も厳しくなっていた。
抱えていた課題
やったこと
それまでほぼ手作業で行っていた製造ラインや機械の部品の洗浄作業を自動化した。あられやかりんとうの計量機や包装機の部品を自動洗浄する装置と搬送用の台車を購入した。洗浄中に生産ラインを止めずに済むよう、予備の部品も同時に購入した。これらの導入に合わせて自動化工場を建設し、産業観光の拠点として北九州スイーツヴィレッジ構想の実現を目指した。
| その他 | 包装機部品などを自動洗浄する装置 |
|---|---|
| その他 | 搬送用の台車 |
手作業だった洗浄作業が自動化され、1日の3分の1近くを費やしていた洗浄作業がなくなったため、作業者は生産作業に振り向けられるようになった。自動機により洗いムラがなくなり、衛生面でも高い効果を実感している。手洗いで難しかった油分も落としやすくなり、作業者の肉体的・精神的な負担が軽くなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
手作業だった洗浄作業の自動化という経緯は読めるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置づけは明記されていない。
品種増加や空港・高速道路での土産菓子需要の拡大に触れており、外部環境の変化は読み取れるが、自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
製造3時間に対し洗浄2時間半、1日の半分が洗浄に取られていたという課題と、洗浄自動化で空いた時間を生産に回す方針が具体的に示されている。
付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。空いた時間の活用と負担軽減が述べられるのみで、目標数値は読み取れない。
工場の自動化や洗浄装置の導入を進めた経緯は書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務体制についての記述は見当たらない。
品質基準の厳格化やクレーム防止、ヘルスケアの観点からニーズは読めるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
予備部品の同時購入や洗いムラの解消など運用面の工夫はうかがえるが、中長期の検証やスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
一般的な洗浄装置を導入した事例で、同分野で高付加価値化を図る点は読み取れない。洗浄作業の省力化にとどまる。
北九州スイーツヴィレッジ構想による産業観光の拠点づくりという地域的な波及効果がうかがえるが、雇用創出などの数値は示されていない。
補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数値は書かれておらず、効果は定性的な記述にとどまる。
スマート工場や体験型施設の実現を目指すとの記載はあるが、先端デジタル技術の活用の具体性は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
北九州での産業観光拠点づくりという地域性は読めるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用の増加は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
工場の自動化は今後も進める予定である。手作りの菓子は機械化しないが、土産物などの量販菓子は今後さらに機械化を進める。スマート工場と体験型の北九州スイーツヴィレッジの実現を目指している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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