ものづくり補助金平成25年度製造業愛媛県

センサーカメラ付き丁合機導入による、カレンダー事業の品質及び生産性向上

佐々木紙工株式会社

この事例のポイント

  • 丁合いを人力に頼っており、不良防止のための作業に手間がかかっていた。
  • 丁合い専用の最新機を導入した。
  • 丁合いの効率が上がり、紙の積載量が増えて断裁や積み上げの手間が減った。

事業者のプロフィール

事業者名佐々木紙工株式会社
所在地愛媛県 四国中央市
業種パルプ・紙・紙加工品製造業
技術分野製造環境
従業員数80人
資本金1,000万円
設立1975年

事業の背景

当社は1964年創業で、祝儀袋の製造・販売が主業だった。祝儀袋の市場縮小を見込み、2006年からツインリングノートの製本事業を始めた。大手文具メーカーや雑貨メーカーなどからの受注が増え、2010年からカレンダー事業を開始した。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力丁合いを人力に頼っており、不良防止のための作業に手間がかかっていた。
  • 品質・精度カレンダーは乱丁・落丁が最も大きな不良となるが、旧機では効率が悪く品質担保に手間がかかっていた。
  • 人手・技能丁合い後の目視検品や紙の積み上げに多くの労力がかかり、作業が特定の作業者に依存していた。

やったこと

丁合い専用の最新機を導入した。紙を機械に積載できる量を約2009%(原文のまま判読困難のため数値は採用せず)増やせるようになり、断裁や積み上げの手間が大幅に減った。機械には乱丁・落丁を防ぐセンサーカメラが各丁合い台に内蔵されており、丁合い後の目視検品の負担を大きく減らせるようになった。

新しい製品・サービス:自社オリジナルカレンダーの作成と名入れサービス、リングノートとカレンダーの合本などの新製品開発を目指している。

事業の効果

丁合いの効率が上がり、紙の積載量が増えて断裁や積み上げの手間が減った。納期が短縮され受注に余裕が生まれ、新規取引先への営業も積極的にできるようになった。目視検品や紙積みの負担が減ったため特定の作業者に頼らず作業できるようになり、主要顧客からは品質管理の取り組みへの理解と信頼が深まった。

今後の展望

カレンダー専門メーカーへのアプローチを開始しており、自社オリジナルカレンダーや名入れサービスの実現に向けて、デザイナーの確保と新製品開発を進めている。

業種と困りごとが近い成果事例

大阪府製造業平成25年度

ねじ寸法自動計測システムの試作開発

平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。

効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。