画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社 特殊製鋼所
| 事業者名 | 株式会社 特殊製鋼所 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県 高知市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,測定計測 |
| 従業員数 | 109人 |
| 資本金 | 6,300万円 |
| 設立 | 1956年 |
船舶を中心に大小様々な鋳鋼品の製造を手がけてきた。長年培った鋳物技術を活かし、橋梁部品などの土木・建設業や自動車プレス等の産業機械へ供給分野を広げている。製造可能な最大製品単重は17トンである。
抱えていた課題
やったこと
2基のクレーンの構造を変更せずに設置できる、メンテナンス性の良いイコライザーシーブピン型ロードセル方式の重量計測システムを導入した。ロードセルには防熱板を取り付け、周辺のケーブルを耐熱化することで、約1,600℃の溶湯の重量計測に対応させた。運転室内には取鍋内の溶湯残量の重量表示計と、品目ごとの必要溶湯量を記録するプリンターを備えた。外部には大型の電光表示盤を据え付け、周囲の作業者も一目で重量を確認できるようにした。
| 検査測定 | ピン型ロードセル(イコライザーシーブピン型) |
|---|---|
| その他 | 電圧電流変換器 |
| その他 | 耐熱化ケーブル・防熱板 |
| 検査測定 | 運転室内重量表示計 |
| その他 | 必要溶湯量記録用プリンター |
| その他 | 大型電光表示盤 |
重量計測システム導入後、鋳型注入時の溶湯不足に起因する不良品は現在発生していない。溶湯量が基準値を下回った回数は導入前とおよそ半減した。湯じわ発生時の研磨などの後加工の時間とコストも削減でき、溶湯の廃棄量は導入前と比べて3.3%減少した。作業者全員が瞬時に溶湯量を把握できるため、意思疎通が明確になり時間のロスがなくなって、労働時間の短縮と職場環境の改善にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組との一貫性は書かれていないが、船舶中心の鋳鋼製造で培った鋳物技術を基盤にしている点はうかがえる。
受注拡大や競合他社より価格面で優位に立つ狙いは書かれるが、市場動向の分析は示されていない。
溶湯不足で廃棄される課題を明示し、廃棄溶湯の溶解コスト年間30%削減など数値目標つきの改善計画が示されている。
溶解コスト30%削減、補修コスト5%削減、売上高5%増加と具体的な目標値が示されている。付加価値額の目標は明記されていない。
実施内容は書かれるが、事業を遂行する人材や事務体制についての記述は見当たらない。
造船・産業機械・土木向けの販売計画の数量が示され、顧客ターゲットと需要が具体的に読み取れる。
今後の活動予定として、廃棄量削減や高難度材質への取組が書かれるが、スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高温溶湯の重量計測という分野での高付加価値化を目指す記述はあるが、普及度や高価格化の裏付けは薄い。
橋梁などの土木や船舶向けの供給に触れるが、雇用創出や波及効果への言及は限定的である。
廃棄溶湯の減少、補修コスト5%削減、基準値割れの半減など、導入効果の数値が複数示されている。補助金額は書かれていない。
デジタルによる必要量算出や電光表示盤の導入は書かれるが、サプライチェーン全体への貢献は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高知県高知市に立地する企業であることは読み取れるが、地域の特性を活かした成長効果の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
本事業を基に溶湯の廃棄量をさらに削減し、溶解コストを下げることで競合他社より価格面で優位に立ち、受注拡大につなげていく。溶湯不足や湯じわによる不良をゼロに近づけ、今後は難易度の高い形状や特殊鋼など高い技術を要する鋳鋼製造にも取り組み、高品質な鋳鋼製造技術を確立することを目指す。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。