ものづくり補助金平成25年度建設業佐賀県

住まいに関するトータルソリューションビジネスの展開

田島興産株式会社

この事例のポイント

  • 販売管理・原価管理・顧客管理を一元的に行えておらず、新サービスを実施する基盤が整っていなかった。
  • 次世代基幹ソフトウェアを構築し、販売管理・原価管理・顧客管理を一元的に行えるようにした。
  • 販売管理、原価管理、顧客管理を一元的に行えるようになり、日常業務がスムーズになった。

事業者のプロフィール

事業者名田島興産株式会社
所在地佐賀県 佐賀市
業種設備工事業
従業員数54人
資本金5,000万円
設立1961年

事業の背景

当社は住宅のリフォーム、住設機器販売、設備工事、LPガス販売、住宅メンテナンス、不動産業、相続コンサルタントなどを手がけ、住まいや暮らしをサポートしている。お客様の困りごとを解決したいという思いから、住まいに関する相談すべてに応じられる会社を目指している。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力販売管理・原価管理・顧客管理を一元的に行えておらず、新サービスを実施する基盤が整っていなかった。
  • その他突発的に発生した案件で、担当者がどこにいるか、何時頃対応できるかを顧客に明確に伝えられなかった。

やったこと

次世代基幹ソフトウェアを構築し、販売管理・原価管理・顧客管理を一元的に行えるようにした。このシステムにより、顧客情報、設置設備機器情報、メンテナンス履歴、ポイント集計、会費の口座引落を一元管理できるようになった。グループウェアを導入し、顧客対応担当者のスケジュールを共有できるようにした。新サービスの「定額制修理サービス」及び「住まいのカルテ」を実施する基盤を整えた。これに伴い、不動産事業、相続コンサルタント事業、女性の営業部隊による「すまいるレディ」、「愛犬家住宅」などの新事業にも着手した。

  • ソフト次世代基幹ソフトウェアグループウェア

新しい製品・サービス:定額制修理サービス、住まいのカルテ

事業の効果

販売管理、原価管理、顧客管理を一元的に行えるようになり、日常業務がスムーズになった。新サービスの「定額制修理サービス」及び「住まいのカルテ」も順調にスタートした。グループウェアにより担当者の所在と対応時刻を顧客に知らせられるようになり、安心を提供して信頼関係が深まった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.1 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性3

    既存の顧客管理を超えて住まいのカルテ・定額制修理サービスを展開する方針が事例に書かれており、事業との一貫性はうかがえるが過去の取組の詳細は薄い。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性2

    住まいに関するトータルソリューションを目指すとあるが、市場動向や自社の強み・弱みへの言及は読み取れない。

  • 課題の認識と解決3

    顧客管理が一元化され定額制修理サービスが順調にスタートしたと書かれ、課題解決の方向性は見えるが、数値を伴う計画は示されていない。

事業の実現可能性44%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    次世代基幹ソフトやグループウェアを導入した事実はあるが、体制や人材の確保状況の具体的記述は薄い。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    定額制修理サービスの内容(24時間対応、7つの構成)やお客様への安心提供が具体的に書かれ、選ばれる理由がうかがえる。

  • 事業化までの道筋2

    新サービス開始や空き家リノベーション計画が述べられるが、スケジュールや課題解決方法の記述は乏しい。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    住まいのカルテや定額制修理など既存業界での差別化をうかがわせるが、普及度や高価格化の具体的根拠は示されていない。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用2

    空き家リノベーションによる定住人口増と空洞化解消への貢献が計画として書かれ、地域波及がうかがえる。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献2

    基幹システムとグループウェアの導入で情報を一元化した点は示されるが、先端デジタル技術の活用や地域への貢献の詳細は薄い。

政策面40%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及3

    佐賀市での住まいサービス展開と市街地の空き家リノベーションによる地域定住人口増の計画が書かれ、地域性がうかがえる。

今後の展望

市街地の空き家をリノベーションし、街中の定住人口増につなげて空洞化の解消に貢献することを計画している。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。