画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
長崎蒲鉾水産加工業協同組合
成果脱水にかかる1か月の作業時間 110時間→55時間
| 事業者名 | 長崎蒲鉾水産加工業協同組合 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 長崎市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 60人 |
| 資本金 | 1.109億円 |
| 設立 | 1972年 |
長崎県は水産県として知られ、新長崎漁港に隣接する立地を活かし、その日に水揚げされた新鮮な魚を使ってすり身を生産している。1日に約10トンを生産し、イワシすり身の生産高は全国一である。2018年にはHACCP対応の新工場が稼働し、衛生面でも高い評価を得ている。
抱えていた課題
やったこと
蒲鉾原料の製造工程の脱水に、インバータ装置が内蔵された最新の自動型スクリュープレスを導入した。これにより、従来3〜5%であった水分分散を均一化することができた。歩留まりの変動が減ったことで生産ロスが大幅に改善された。自動化によって人件費の削減にもつながり、オールステンレス仕様で衛生面が向上し、省エネにも結び付いた。
| 加工機 | インバータ装置内蔵の自動型スクリュープレス |
|---|
脱水工程の自動化により作業者の労働時間が半分になり、人件費が削減された。水分量が安定したことで歩留まりが改善し、生産ロスが減少した。オールステンレス化により衛生面が向上し、省エネにもつながった。さらに品質の向上にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは書かれていない。HACCP対応の新工場など設備投資の経緯がうかがえる程度。
新鮮な魚を使い、イワシすり身の生産高が全国一という強みは読み取れるが、市場動向との関係は書かれていない。
熟練者の感覚に頼る脱水工程の課題を認識し、水分分散3〜5%を均一化して生産ロスを改善したと具体的に書かれている。
脱水にかかる1ヶ月の作業時間が110時間から半分になったとあるが、付加価値や賃上げの目標値は書かれていない。
組合員22社、従業員60名などの規模は書かれているが、補助事業を遂行する体制や人材の記述は薄い。
製品品質の向上は書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は読み取れない。
今後の展望として非接触型水分計と水分コントロールシステムを連携させ、脱水工程の自動化を目指すと書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
すり身の水分制御は練り製品分野の中での品質向上にあたるが、高付加価値化や高価格化の具体的記述は少ない。
地域の水産業と新長崎漁港の利用がうかがえるが、波及効果や雇用創出は具体的に書かれていない。
作業時間が110時間から半分になり、人件費削減と生産ロス改善が示されており費用対効果がうかがえる。
水分計と制御システムを連携させた脱水工程の自動化を目指すとあるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
長崎の水揚げ魚を活かしてすり身を生産する地域特性が書かれているが、地域経済の成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
非接触型水分計(近赤外線水分計)と水分コントロールシステム装置を連携させ、脱水工程の自動化をさらに進めるシステム開発を目指している。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%