自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社大東エンジニアリング
| 事業者名 | 株式会社大東エンジニアリング |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 時津町 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 21人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1981年 |
冷凍機器製品の設計製作を行うほか、三菱電機冷熱プラント株式会社から依頼を受けて国内航空機向けの移動式冷暖房装置の設計製造も行っている。従来は2次元CADで設計し試作機を作り、高速道路や一般道で意図的に振動を与えて安全性を検証していた。
抱えていた課題
やったこと
動的解析が可能な3次元CADを導入した。データの互換性を考えて、主力受注先の三菱電機グループが使用している同機種を選んだ。社員4名をオペレーターに選び、最初の1週間は図面作成、次の1週間は3次元CADに付属する解析ソフトの研修を行った。長崎県工業技術センターの協力を得て、試作機の実測結果と解析ソフトに数値を入れた結果を比較したところ誤差があることが分かり、解析精度を高める必要があった。配管部のモデリング、振動解析、作図、試作機製作、計測・評価の順で検証し、実測結果に対する計算結果の誤差を10%以内とする目標を立てた。誤差が大きい場合は配管部のモデリングから見直しを繰り返し、解析技術を向上させた。
3次元CADの導入と解析技術の向上により、実測結果との誤差を±10%以内に収めることができた。試作機製作後に検証を繰り返す必要がなくなったため試作費用を削減でき、設計時間は2次元CAD使用時に比べて数倍かかるものの、全体の設計期間は短縮された。品質が安定して受注先からの信頼が高まり、試作機の経費削減で収益力も向上した。同業大手との競争力が強まり、移動式冷暖房装置の受注が活発になったほか、成田・羽田・関西の各空港の固定式冷暖房装置の更新案件でも受注につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
冷凍機器の設計製作を主力とし、三菱電機系の移動式冷暖房装置を継続受注している点から事業の一貫性はうかがえるが、経営戦略の明示はない。
主力受注先である三菱電機グループと同機種の3次元CADを使う点は示されるが、市場動向と自社の強みの分析は書かれていない。
従来の2次元CADでは不具合判明が試作後になり、設計やり直しとコスト増が課題だと具体的に認識し、3次元CADで解決を図っている。
誤差10%以内という技術目標はあるが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、収益力向上も定性的な記述にとどまる。
社員4名をオペレーターに選出し、1週間ずつ図面作成と解析ソフトの研修を行うなど、遂行体制と人材育成が具体的に書かれている。
航空機の駐機中に短時間で冷暖風を供給する製品価値や、受注先からの信頼は書かれているが、顧客ターゲットの整理は薄い。
配管部モデリング、振動解析、作図、試作機製作、計測・評価の順序と、誤差10%以内の目標を示し、見直しの方法も明記している。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
同業大手との競争力強化は書かれるが、製品ジャンルの普及度や高価格化の具体的な根拠は示されていない。
災害時の復旧支援に活躍したとの記述はあるが、国が補助する波及効果や雇用創出などの積極的な理由は書かれていない。
試作費用の削減や設計時間の短縮、収益力の向上は述べられるが、補助金投入額に対する効果の数値はない。
3次元CADによる動的解析を試作前検証に使う点は示されるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていない。
航空機向け製品の受注拡大は示されるが、成長分野への進出や日本経済の構造転換との関係は書かれていない。
地域の特性を活かした付加価値創出や雇用・地域経済への波及は、事例の文章からは読み取れません。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
切断後の材料を連続して洗浄できるよう、高機能切断機と試作洗浄機を導入し、王崎工場に配備して実験を行った。
効果:洗浄良品率 60%→80%
ハイブリッド式測定機「O-INSPECT442」を導入した。
効果:医療機器用金属部材の測定時間 24分→18分