吟醸酒の高品質化、安定生産を可能にする工程設計と試作開発
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
壱岐の蔵酒造株式会社
成果装置につきっきりになる時間を1時間30分減らすことができた。
| 事業者名 | 壱岐の蔵酒造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 壱岐市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,製造環境 |
| 従業員数 | 32人 |
| 資本金 | 5,520万円 |
| 設立 | 1984年 |
麦焼酎発祥の地として知られる壱岐の焼酎は、米麹と大麦を1:2の割合で仕込む400年以上前から変わらぬ製法を特徴とする。焼酎づくりの要である麹づくりを、精米・浸漬・水切り・蒸し・放冷・引込の作業で行っていた。
抱えていた課題
やったこと
米蒸しドラムを新型の自動製麹装置に変更し、麹づくりに必要な6つの工程を自動で行えるようにした。時間と温度管理を自動化することで、従業員がつきっきりになる時間を減らし、空いた時間をほかの作業に活用できるようにした。同装置には無菌フィルターも備え、送風して放冷する際に無菌状態の風を送ることができ、安全面への配慮も期待できる。
新しい製品・サービス:吟醸焼酎
装置につきっきりになる時間を1時間30分減らし、作業自体も1時間短縮できた。蒸米のベタつきやダマといった問題も解消され、水分が均一でふっくらとした質の高い麹づくりが安定して行えるようになった。生産効率が高まったことで、今までできなかった吟醸焼酎づくりに取り組み、国内外への新しい市場開拓・拡大を図る。
今までできなかった吟醸焼酎づくりに取り組み、国内外への新しい市場開拓・拡大を図る。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円