画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
ネクサス株式会社
| 事業者名 | ネクサス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 熊本県玉名郡南関町 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 220人 |
| 資本金 | 9,170万円 |
| 設立 | 1964年 |
自動車などの輸送機器分野では、国内外の競合と差別化するためプラスチック部品の内外装デザイン(高意匠性)が重要な課題となっている。表面処理にはめっきや蒸着が主に用いられているが、次世代技術としてナノメタリック塗装が注目を集めている。当社は数年前からナノメタリック塗装の実用化に向けてラボレベルで試験を行ってきた。
抱えていた課題
やったこと
試験を行う環境を整えるため局所給排気装置を導入し、クリーン度の高い塗装環境を整えた。特殊ガンによる塗装と塗料の乾燥過程を追跡し、ナノメタリック塗料が良好に塗布できる塗装条件を最適化した。これにより、スプレー噴霧によるナノメタリック塗装という技術を確立した。ポリプロピレンやポリフェニレンサルファイドなどの樹脂材から、マグネシウム合金、ガラスまで幅広い材質への対応を確認した。ゴムへの塗布も可能で、曲げても膜が割れないことを確認した。素材との組み合わせと膜形成条件を変更することで、ハーフミラー調の塗布も可能になった。
新しい製品・サービス:ナノメタリック塗装による車載用プラスチック部品
ナノメタリック塗装により、めっき品の外観に近い金属光沢の表面処理が可能になった。めっき液を使わないため環境負荷が少なく、めっきに比べて塗装がはがれにくく、材質の制約も少ない。電波透過性や柔軟性を持つ材料にも適用でき、ハーフミラー調や多様なカラーにも対応できる。すでに自動車メーカーから複数の引き合いを受けている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ナノメタリック塗装の実用化に向け数年前からラボで実験を続けてきたとあり、継続的な取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置づけは明記されていない。
めっき品と同等の金属光沢や反射率90%以上の高光沢など、他社にない競争力を実現したと具体的に述べ、自動車メーカーからの引き合いも複数あるとしている。
ブツ・ゴミ対策、塗装最適化、乾燥最適化の3課題を挙げ解決に取り組んだと書かれているが、高付加価値化の数値目標や成長への道筋の記述は薄い。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、実用化の近さや引き合いがあることのみが書かれている。
従業員220人の企業であることは書かれているが、補助事業を遂行する人材や体制の具体的記述は見当たらない。
めっき代替として環境負荷が少なく、材質の制約が少ないこと、車載用途の引き合いがあることが具体的に述べられ、選ばれる理由は読み取れる。
今後は自動化・機械化を進め、要求スペックに合わせた仕組みづくりや外装部品・情報家電への展開を図るという方針が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
めっき品と同等の金属光沢を塗装で実現し、反射率90%以上の高光沢は従来不可能だったと明記され、高水準の高付加価値化が読み取れる。
めっき液を使わず環境負荷が少ないとの記述はあるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は明記されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
プラスチック用レーザーによるマーキングへの対応は触れられているが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
車載用途から情報家電分野へ範囲を広げる方針はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
公開されている事例からは読み取れません。
今後は自動車メーカーごとの要求スペックに合わせた塗装を実現する仕組みを作ることが課題である。量産に向けて自動化・機械化を進めるとともに、難易度の高い外装用部品の試作開発を進める。さらに情報家電製品分野などにも範囲を広げ、事業化を図る。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
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