ものづくり補助金平成25年度製造業熊本県

高機能液体充填機の導入による製造工程の省力化とサニタリー環境の整備

橋本醤油株式会社

成果製造原価を従来より20%ほど抑制

この事例のポイント

  • 製造工程ではスタッフが手作業で行う工程があり、生産規模の拡大に向けて最新機器を導入して自動化・効率化する必要があった。
  • 本事業で高機能液体充填機を導入した。
  • 製造原価を従来より20%ほど抑制。瓶詰作業の担当者を削減でき、製造原価を従来より20%ほど抑えられる見込みである。

事業者のプロフィール

事業者名橋本醤油株式会社
所在地熊本県 熊本市
業種食料品製造業
技術分野バイオ,製造環境
従業員数16人
資本金1,000万円
設立1955年

事業の背景

橋本醤油は「ごはん専用しょうゆ」を中心に各種しょうゆ・みそ製品を製造している。近年は食品衛生管理に力を入れ、2015年に熊本市食品自主衛生管理評価事業で7段階評価を取得し、翌年12月には最高評価の8段階評価を受け熊本市版HACCP認定を受けた。将来的な海外展開も視野に入れ、商談会への参加を積極的に進めている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力製造工程ではスタッフが手作業で行う工程があり、生産規模の拡大に向けて最新機器を導入して自動化・効率化する必要があった。
  • 人手・技能瓶詰作業を人手で行っており、作業担当者の負担が大きかった。
  • 新製品・新技術たれ・つゆなどの新規調味料の受託製造について、充填機がないため顧客の少量容器の要望に対応できず、20Lのキュービコンテナでの販売にとどまっていた。

やったこと

本事業で高機能液体充填機を導入した。充填量は150mlから2,000mlまでの幅広い範囲に対応でき、充填から打栓までを一貫して行えるようになった。泡消し機能を付加したことで泡消し作業が不要になった。充填作業をクリーンな環境で行うため、サニタリー仕様の充填室を新設した(本事業対象外)。装置導入前後に充填機周辺の空中落下菌を測定し、清浄な環境での充填作業が可能であることを確認した。

新しい製品・サービス:ごはん専用しょうゆ以外の受託製造(しらす丼、天つゆ、みりん干しのたれなど)と、ハラル認証を取得したしょうゆ製品。

事業の効果

  • 製造原価を従来より20%ほど抑制
  • 生産速度 1倍→3倍

瓶詰作業の担当者を削減でき、製造原価を従来より20%ほど抑えられる見込みである。生産速度も3倍から4倍になり、大手量販店への納品が可能になると考えている。少量容器への充填も可能になり、受託製造の受注が増加している。充填室を清浄に保つことで衛生面も向上した。

今後の展望

全国展開する大手スーパーとの商談を進めている。ハラルマーケットへの参入も本格化しており、ハラル認証を取得したしょうゆ製品の展開も整いつつある。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。