ものづくり補助金平成25年度製造業大分県

木製食品容器の先端的単板切削機による低コスト良品量産化と製品開発

マルゲン株式会社

成果1日あたり3,000個の量産性を目標とし、達成できている

この事例のポイント

  • 容器に異物が混入しないようにすることが求められていた。
  • 木製食品容器の製造品質を向上させるため、秋田県の木材スライス機メーカー製のバーチカルスライサーを導入した。
  • 1日あたり3,000個の量産性を目標とし、達成できている。最薄0.17mmまでのスライスと厚みの調整が1台でできるようになり、専用機械が不要になった。

事業者のプロフィール

事業者名マルゲン株式会社
所在地大分県 日田市
業種木材・木製品製造業
技術分野材料製造プロセス
従業員数18人
資本金2,000万円
設立1996年

事業の背景

国内の林業産出額は昭和55年の約1.2兆円をピークに下落を続け、近年は約4,000億円前後で推移してきた。東南アジアの伐採規制強化や中国・中東の建築需要急伸により輸入材が高値傾向にあり、国産材の需要が回復基調にあるという。マルゲンは林業を主軸に、間伐材を使った製品製造や山林売買、重機修理販売、運送業など幅広く事業を展開している。約15年前から木製食品容器の製造販売を始め、東北の「わっぱめし」にヒントを得た間伐材製の容器が、塗料や接着剤などを使わない天然素材として高い評価を得ている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度容器に異物が混入しないようにすることが求められていた。
  • コスト・採算容器の製造コストを下げる必要があった。
  • 納期・工程発注後10日前後での納品対応が求められていた。
  • 新製品・新技術大容量化やオリジナル製品への対応が求められていた。

やったこと

木製食品容器の製造品質を向上させるため、秋田県の木材スライス機メーカー製のバーチカルスライサーを導入した。最薄0.17mmまでスライスでき、5mmから0.5mmまで厚みを調整できるため、従来は厚みごとに必要だった専用機械が1台で対応可能になった。導入により商品の品質が上がり、作業効率も大きく向上した。当初掲げた単板不良品率5%以下、1日あたり3,000個の量産性という目標を達成した。

新しい製品・サービス:電子レンジ加熱対応の木製食品容器「日田うつわ 机木(そまぎ)」

事業の効果

  • 1日あたり3,000個の量産性を目標とし、達成できている
  • 月産五万個を可能とする低コスト良品量産化

最薄0.17mmまでのスライスと厚みの調整が1台でできるようになり、専用機械が不要になった。商品のクオリティが上がり、作業効率も非常に良くなった。単板不良品率と1日あたりの量産性という当初の目標を達成できている。独自のエコ商品の効率的な生産体制が整い、地場産業の活性化にもつながることが期待される。

今後の展望

「日田うつわ 机木」は船型や添えうつわ型などバリエーションを広げ、オーダーメイドにも対応している。今まで切り捨てられていた資源を活かしたエコ商品として、今後の需要拡大が期待されている。

  • 目標:単板不良品率5%以下を目標としていた

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。