ものづくり補助金平成25年度サービス業(他に分類されないもの)大分県

グローバルジグによる高精度測定並びにフレーム修正効率アップ計画

有限会社山本自動車

この事例のポイント

  • 車体寸法の測定と修正を別々に行うため、フレーム修正作業に時間がかかっていた。
  • 2014年9月に最新式の「グローバルジグ」を導入した。
  • グローバルジグの導入により、迅速かつ正確な修正作業が徹底され、作業時間の短縮と効率化を実現した。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社山本自動車
所在地大分県 中津市
業種自動車整備業
技術分野測定計測
従業員数10人
設立1970年

事業の背景

有限会社山本自動車は、大分県北エリアを代表する自動車整備工場である。1995年の法改正で新衝突安全基準が適用され、自動車の安全性が問題としてクローズアップされるようになった。各メーカーの安全対策により、車体はキャビンを堅くし前後をクラッシャブルゾーンにする構造が基準となり、事故後の修復では車体の詳細な寸法の修復が求められるようになった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力車体寸法の測定と修正を別々に行うため、フレーム修正作業に時間がかかっていた。
  • 品質・精度修正の精度を高めるため、車体の3次元の寸法を正確に測り修正する必要があった。
  • 人手・技能重い修理車体を載せる作業や、大きなモーメントを起こす作業の負担が大きく、経験の浅い作業員には扱いが難しかった。

やったこと

2014年9月に最新式の「グローバルジグ」を導入した。埋め込み式のため場所をとらず、重い修理車体を載せる作業も不要になった。高さ・幅・奥行きの3次元で寸法を計測しながら、ボデーアライメントを1ミリ単位で修正できるようになった。ジグヘッドの取付には特許を持つ1本ボルト固定キューブを使用し、他社製の4本ボルトに比べて作業効率を大幅に短縮した。メインベンチのスライディングレールとシザーリフトにより、作業員の疲労軽減と作業性の向上も図った。

  • その他グローバルジグ式フレーム修正機

事業の効果

グローバルジグの導入により、迅速かつ正確な修正作業が徹底され、作業時間の短縮と効率化を実現した。3次元で寸法を確認できるため、経験の浅い作業員でも短時間で扱えるようになった。導入機は2015年11月時点で県内では同社のみであり、ディーラーや整備工場、中古車販売店、保険会社などへのアピールにより取引先の拡大と信頼される修理工場としての存在感の強化を図っている。

業種と困りごとが近い成果事例

広島県サービス業(他に分類されないもの)平成27年度

自動車整備のプロセス改善と高度化計画

支柱の間隔が広い門型2柱リフトワイドを2式と低床式エアーガレージジャッキを1台導入し、旧型リフト2台と入れ替えた。

効果:タイヤ脱着工程の順番待ち時間 100分/日→15分/日

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。