ものづくり補助金平成25年度製造業宮崎県

乾燥工程の改善によるゴボチ等の生産量増加と売上高の安定及び付加価値向上の実現

株式会社デイリーマーム

成果ワンロット製造時間 7時間→4.5時間

この事例のポイント

  • 乾燥工程で1回の乾燥に約4時間かかり、当初計画の乾燥時間1.5時間の2倍以上となっていた。
  • 乾燥工程のボトルネックを解消するため、乾燥設備を入れ替えた。
  • ワンロット製造時間 7時間→4.5時間。乾燥時間を従来の工程より2.5時間短縮し、ワンロットの製造時間を7時間から4.5時間にできた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社デイリーマーム
所在地宮崎県 宮崎市
業種食料品製造業
技術分野製造環境

事業の背景

平成23年11月の発売以来、国産ごぼうのスナック菓子「ゴボチ」は売上を順調に伸ばし、市場の期待に応えるため生産力を増強してきた。平成25年9月には宮崎市佐土原町の「野菜あられ工場第2工場」の操業を開始し、さらなる生産力の向上に努めた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力乾燥工程で1回の乾燥に約4時間かかり、当初計画の乾燥時間1.5時間の2倍以上となっていた。
  • 生産能力ワンロットの製造時間が当初予定の4.5時間を大幅に上回り、生産工程上のボトルネックになっていた。
  • 納期・工程製造時間の遅れにより市場への出荷が遅れていた。

やったこと

乾燥工程のボトルネックを解消するため、乾燥設備を入れ替えた。原料は投入量の約150kgを40kgまで乾燥させる工程である。新設備は乾燥装置の底部及び側面から熱風を同時に噴射する構造で、水分を装置の外部へ放出する機能を持つ。この構造により乾燥時間を短縮するとともに、乾燥させた原料の酸化を防止して高品質を保つことも可能にした。

  • 加工機乾燥装置底部及び側面から熱風を同時に噴射する構造

事業の効果

  • ワンロット製造時間 7時間→4.5時間

乾燥時間を従来の工程より2.5時間短縮し、ワンロットの製造時間を7時間から4.5時間にできた。これにより1日の生産量を1ロットから2ロットまたは2ラインで2倍または4倍に増やせる可能性が見えてきた。乾燥時間の短縮で商品が空気に触れる時間が減り、酸化防止による品質向上にもつながった。

今後の展望

今後さらなる生産力の向上を目指し、宮崎県西都市に第3工場を建設する予定である。また、市場に出荷できない不揃いの野菜を製品化して契約農家の経営安定化に貢献し、県のフードビジネス事業の推進にも寄与したいと考えている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。