新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社船津ソーイング
| 事業者名 | 有限会社船津ソーイング |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 始良市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1991年 |
有限会社船津ソーイングは、大手スポーツメーカーの委託縫製加工を主な事業としている。近年は発注側の生産拠点の海外移転が進み、年間を通じた受注が安定しない状況が続いていた。こうした中で、時代に即したアパレル生産を極めるため、生産効率を高める取り組みが必要となっていた。
抱えていた課題
やったこと
3次元CADシステムを導入し、15種類の衣装パターンについて設計、仕様書作成、3次元化を行い、試作品を製造した。設計した衣装パターンの一部は外注で昇華プリント加工を行い、企業等に試作品のアンケート調査を実施した。パターンデータと3Dデータを合成し、3次元画像で着用イメージを360度から確認できるようにした。パターンはインクジェットプロッターで印刷した。企画から試作品製造までの全工程を内製化した。
全工程を内製化したことで、企画から試作品製造までの効率化が図られた。試作品製作時の軽微な変更にも即座に対応できるようになった。3次元化により可視化が進み、開発スピードが向上し効率の良い生産を行えるようになった。衣装デザインを文書化することで、ノウハウを蓄積できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の縫製技術を活かし生産効率を高めるとの記載はあるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
大手スポーツメーカーの委託縫製で発注が不安定との外部環境は書かれているが、競争優位の根拠は示されていない。
受注の安定しない課題を認識し、3次元CADで生産効率を高める対策と効率化の成果を示している。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、効率化の成果が定性的に述べられるにとどまる。
設計から試作までの工程を内製化したとあり、体制の一端はうかがえるが人員や事務体制の記載は薄い。
飲食店をターゲットとし県内市場を調査したとあるが、顧客ニーズの裏付けや選ばれる理由の整理は薄い。
県内から県外・全国・グローバルへ広げる段階的な計画は示されているが、スケジュールや課題解決方法は明確でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
衣装パターンの3次元設計・試作でデザイン開発を進めたとあるが、市場での普及度や高価格化の水準は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
開発スピード向上や効率化の成果は述べられるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
3次元CADと3D画像によるシミュレーションを導入し、デジタル技術を活用した点は読み取れるが、地域やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鹿児島県内の飲食業をターゲットに地域で市場調査を行い、県内を中心に展開する方針が示されている。
当面は鹿児島県内の飲食業を中心にノウハウを蓄積し、県外・全国・グローバルへと展開していく計画である。平成26年3月に開設したホームページで情報発信を行い、幅広いファンづくりを進めたいとしている。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg