ものづくり補助金平成25年度製造業鹿児島県

高精度な圧着機の関連部品需要増加、部品精度の高度化に伴う設備アップグレード

有限会社サンワ技研

成果加工時間が40%削減

この事例のポイント

  • キャパシティの確保が課題であり、保有機械では製品を個別に加工するため1回の加工に約2時間を要していた。
  • ワイヤ放電加工機を導入し、従来の機械装置では1回2時間程度を要していた加工を、6時間で5個の同時加工が可能な体制にした。
  • 加工時間が40%削減。加工時間の40%短縮、製品精度の向上、研磨・バリ取り工程の削減によるコストカットに成功した。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社サンワ技研
所在地鹿児島県 鹿児島市
業種金属製品製造業
技術分野精密加工
従業員数11人
資本金300万円
設立2005年

事業の背景

自動車販売市場では次世代型エコカー(EV車、PHV車)の販売数が増加しており、自動車用電装部品の需要が高まりつつある。当社は従来マシニング加工機を使用していたが、今後の成長と受注機会の確保のため十分な生産能力の確保が必要と判断した。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力キャパシティの確保が課題であり、保有機械では製品を個別に加工するため1回の加工に約2時間を要していた。
  • 品質・精度パーツの高品質化が求められ、製品精度や加工速度が不十分であった。
  • 納期・工程リードタイムの短縮が課題であった。
  • コスト・採算ランニングコストが高く、コスト削減が課題であった。
  • 新製品・新技術焼結合金などの加工ができなかった。

やったこと

ワイヤ放電加工機を導入し、従来の機械装置では1回2時間程度を要していた加工を、6時間で5個の同時加工が可能な体制にした。これにより加工時間を40%削減し、研磨工程とそれに伴うバリ取り工程を削減できた。圧着機関連部品の高精度化と短納期化に対応する加工方法を確立した。

事業の効果

  • 加工時間が40%削減
  • 生産能力は150%増加
  • 同時加工数 1個→5個

加工時間の40%短縮、製品精度の向上、研磨・バリ取り工程の削減によるコストカットに成功した。生産能力は150%増加し、不良品率は半減した。これによりお客様のニーズに臨機応変に対応できるようになり、当初の目的は十分に達成できたとされる。

今後の展望

EV車・PHV車のアジアへの販売網拡大に伴い圧着機関連部品の需要は今後も増加すると考えられる。当社の技術は航空機、電子通信機器、鉄道車両など幅広い分野にも応用可能であり、今回の成果を活用して高品質・高信頼な製品を提供し、中長期的に競争力を発揮したい。また若手従業員を積極的に起用し、長期的なノウハウの確立を図りたい。

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。