新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
拓南製鐵株式会社
| 事業者名 | 拓南製鐵株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 糸満市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 2010年 |
当社は6年前にサトウキビの搾りかすであるバガスの食物繊維粉末「ウージバパウダー」を開発した。バガスは硬くざらつきがあり、以前は紙料や燃料への利用が主だったが、粉末化により食品での商品展開が広がった。現在は県内製パンメーカーでウージパウダーを混ぜ込んだパンが製造されている。沖縄には栄養豊富な農産物が数多くあり、粉末化すれば県外や外国への輸送や保存が容易になり販路拡大が期待できる。
抱えていた課題
やったこと
洗浄機、脱水機、スライサー、乾燥機2台(ドラム式・棚式)、ふるい選別、風袋充填機の計7台を導入し、すでに稼働していた粉砕機を活用して、食材の洗浄から乾燥、粉砕、商品の袋詰めまでを自社で一貫して行えるようにした。バガスは約130℃の瞬間温風乾燥を利用し、紅芋などはドラム式乾燥機で表面温度を100〜120℃にして回転させながらゆっくり乾燥させる。素材の特性に合わせた乾燥や粉砕が可能となった。
新しい製品・サービス:紅芋パウダー
機器導入により、県内大手メーカーの商品原料となる紅芋パウダーのすべてを当社一社で引き受けられるようになった。紅芋パウダーの開発実績を生かし、奄美大島の「島あざみ」を商品化する事業を受託した。県外から直接受注できるモデルケースも構築できた。また、作業工程のほとんどを自動化でき、当社全体の売上は約1千万円増加した。
一部手作業の工程が残っているため、自社努力で製造工程の効率化を進めてコストダウンを図り、商品製造と新商品開発を展開したい。設備面では少量多品種に対応できるようになったが、ランニングコストが課題であるため、今後はさらに小型の機器を導入してコストを抑え、小ロットの受注を広げて6次産業化の支援や沖縄の優れた素材の発信・販路拡大を行いたい。
沖縄のさまざまな農産物を粉末化したい
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。