価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
東洋電化工業株式会社
| 事業者名 | 東洋電化工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県 高知市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 鋳造 |
| 従業員数 | 237人 |
| 資本金 | 3億円 |
| 設立 | 1919年 |
当社のコア事業は特殊アロイ(合金)事業で、粒状Mg合金製品は既に製造販売している。従来の鋳鉄では、取り鍋に塊状品を投入して反応させる置き注ぎ法が大半で、煙の拡散を避けられない。コアードワイヤー法は環境改善と材料の効率的利用に利点があり、今後ダクタイル鋳鉄市場で主流になると考えられている。
抱えていた課題
やったこと
Mg合金の製造技術とコアードワイヤーの製造技術を基に事業を行った。Hi-Mg合金・製品の粉塵爆発危険性試験を実施した結果、装置内の酸素濃度を4.2%以下に保つ必要があることが分かった。これに基づき高気密性を有する破砕設備を設計・製作し、ジャイレトリー破砕機、酸素ガス検知器、原料供給装置の3設備を一つの破砕ユニットとして導入した。破砕機は密閉して窒素封入し酸素濃度を下げた中で粉砕する。完全密閉型の破砕設備でHi-Mg合金のコアードワイヤー試作品を製造し、1450度の鋳鉄溶湯で黒鉛球状化処理を行い、狙いのMg歩留まりなどの性能が得られることを確認した。
新しい製品・サービス:Hi-Mgコアードワイヤー(Mg25〜30%のHi-Mg合金を薄鉄で被覆したもの)
Mg25〜30%のHi-Mg合金を安全に粉砕・分級し、Hi-Mgコアードワイヤーの製品化を実現した。Hi-Mgとすることで反応性が向上し、ユーザー側のコスト低減と環境負荷低減を可能にした。皮膜する薄鉄の厚みやワイヤー直径をユーザーニーズに応じて調整できる製品が完成した。品質面と販路拡大の面でも効果が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存の粒状Mg合金を製造販売している点と、コア事業が特殊アロイ事業である点が書かれ、過去の取組との一貫性は読み取れる。
既存の技術と販路を活かしてシェア獲得を目指すとあるが、競合比較や市場規模の数字は示されておらず具体性が薄い。
置き注ぎ法の煙拡散や反応の激しさという課題を挙げ、コアードワイヤー法で解決し品質・コスト優位を図る流れが具体的に書かれている。
高付加価値化や賃上げの目標値は示されておらず、目処がたったという定性的記述にとどまる。
Mg合金製造とワイヤー製造の技術を持つことや爆発危険性試験を実施した点から体制はうかがえるが、人材や事務体制の記述は薄い。
ユーザーのコスト高や環境負荷に対し反応性向上で応えると書かれ、顧客ニーズへの対応と選ばれる理由が示されている。
爆発危険性試験で酸素濃度4.2%以下と特定し、完全密閉型破砕設備を設計製作した経緯が具体的で、課題解決の方法が明確。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
置き注ぎ法が大半の鋳鉄市場で、コアードワイヤーは今後普及する主流になるとし、高水準の付加価値化を図る点が書かれている。
環境負荷低減や作業安全性の向上はうかがえるが、雇用創出や波及効果の記述はほぼない。
歩留まり向上や原料の効率的利用が挙げられているが、投入額に対する効果の数字は示されていない。
自動充填や定量供給などの改善はあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献の記述は薄い。
環境改善を進める方向性は示されるが、日本経済の構造転換に資するという記述は限定的。
公開情報では判断できません。
Hi-Mgコアードワイヤーの製品、生産技術、設備の開発を継続し、溶解・破砕・ワイヤー成型の各工程で合理的な設備投資を続ける。既存ユーザーへの供給と改良を進めるとともに、コアードワイヤー化していないユーザーへの拡販と新規市場の開拓を目指す。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
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