ものづくり補助金平成25年度製造業沖縄県

電気給湯システム導入によるカーボンオフセットコンクリート製品製造

大和コンクリート工業株式会社

この事例のポイント

  • 製品を早く固めるための蒸気製造に重油ボイラーで常温の水から加熱しており、重油使用量が多くコストがかかっていた。
  • 深夜電力で利用できる電気給湯システム(エコキュート)で、まず水を温めてタンクに貯めておく。
  • 1年間の重油使用量は、電気給湯システム導入前より約3割減らせることが確認できた。

事業者のプロフィール

事業者名大和コンクリート工業株式会社
所在地沖縄県 うるま市
業種窯業・土石製品製造業
技術分野製造環境
従業員数38人
資本金4,000万円
設立1960年

事業の背景

当社はうるま市の工場でコンクリート二次製品を製造・販売している。製品を早く固めるために蒸気養生を行っており、重油ボイラーで水を沸騰させて蒸気を作っていた。その際、水は従来常温から加熱していた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • コスト・採算製品を早く固めるための蒸気製造に重油ボイラーで常温の水から加熱しており、重油使用量が多くコストがかかっていた。
  • その他重油の燃焼によって排出されるCO2を減らす必要があった。

やったこと

深夜電力で利用できる電気給湯システム(エコキュート)で、まず水を温めてタンクに貯めておく。その温水を重油ボイラーで再度加熱して蒸気を作るシステムを導入した。事前に重油使用量とCO2排出量を計算し、重油ボイラーのみで蒸気を作る場合と比較した。効果が確認できたため、工場内に同じ方式の蒸気システムを2つ設置した。

  • その他電気給湯システムエコキュート

新しい製品・サービス:カーボンオフセットコンクリート製品

事業の効果

1年間の重油使用量は、電気給湯システム導入前より約3割減らせることが確認できた。コストは原油安による重油価格の低下の効果も含めて約5割削減に成功した。CO2排出量は16.11t、率にして約20%削減できた。これによりカーボンオフセット製品を生産できるようになった。

今後の展望

システムを2つに増設し、さらに重油使用量とCO2排出量を抑えたカーボンオフセット製品を製造する。他業者とも連携し、排出したCO2を相殺するカーボンオフセットへの取り組みを進める。納入先企業の地球環境問題への取り組みを支援していく。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。