回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社沖坤
| 事業者名 | 株式会社沖坤 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 名護市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 37人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1973年 |
当社は県産のトラバーチンや風化末期、琉球石灰岩などを材料とする住宅などの内装材の製造・販売を行ってきた。そのノウハウを活かして外装材の製造に着手し、特にトラバーチンは原料の確保が容易で遮熱性も高いことに着目した。トラバーチンを主原料とする住宅などの外装材の開発を進めた。
抱えていた課題
やったこと
トラバーチンを細かく砕いて粉体化できる機械を導入し、材料の粉砕工程の生産性を向上させた。あわせて集塵機を採用し、工場内に粉が舞わないようにした。琉球大学の協力を得て実証実験を行い、打ちっ放しコンクリートの表面と裏面の温度低下効果を確認した。現在は仕上げ時に使用するコート剤を選定している。
新しい製品・サービス:県産素材を活用した外装用「遮熱断熱」の塗り盛材
機械の導入で製品の安定的かつ効率的な生産が可能になり、生産性が向上した。集塵機の採用で工場内の粉の舞いがなくなり、従業員がマスクをする必要がなくなった。当社独自の技術の応用により品質も向上した。実証実験では表面と裏面の温度を下げる効果が確認され、新築だけでなく中古住宅にも施工できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
内装材製造・販売の既存ノウハウを活かして外装材製造に着手しており、これまでの事業の延長線上に位置付けられています。
県産のトラバーチンは原料確保が容易で遮熱性も高いと着目しており、素材の強みを踏まえた内容になっています。
材料を粉体化する必要があるという課題を認識し、機械導入で生産性を向上させたと課題と対応が示されています。
生産性向上とは書かれていますが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていません。
事例の文章には、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記載がありません。
遮熱性とクーラー代の節約を強みとして示していますが、顧客ターゲットや選ばれる理由は書かれていません。
事例の文章には、中長期の課題検証やスケジュール、解決方法についての記述は見当たりません。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
外装材という分野で高付加価値化を図る記述はあるが、普及度や高価格化の具体性は薄いです。
県産素材を使い原料は県内で安定調達できると述べており、地域の材料調達への寄与がうかがえます。
事例の文章には補助金額や付加価値増加など、費用対効果を示す数字がありません。
デジタル技術や新しいビジネスモデルについての記述はなく、イノベーションは読み取れません。
外装材分野へ進出していますが、市場成長や日本経済の構造転換への言及は見当たりません。
県産のトラバーチンや琉球石灰岩など地域素材を活かした事業で、県内での原料調達にも触れています。
仕上げ用コート剤の選定を進め、品質とコストを考慮して適したものが見つかり次第、販促活動を積極的に行っていく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
合板の分割、背付け機への投入、合板への化粧単板の貼り付けの3工程を一連で行う生産かつ全自動化のラインを構築した。