回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
農業生産法人有限会社伊盛牧場
成果製造能力 1倍→2倍
| 事業者名 | 農業生産法人有限会社伊盛牧場 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 石垣市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1993年 |
当社は1993年に和牛の生産から始め、その後乳牛に転換して酪農家として生乳を生産し、乳業メーカーに供給してきた。生乳の卸売だけでは事業の広がりに限界があったため、2009年に直売店を開店し、牧場直営のジェラートを加工・販売した。観光客にも地元客にも好評を得た。2015年に新石垣空港へ出店したことで需要がさらに増えた。
抱えていた課題
やったこと
製造機械の回転数の改善と従業員の負担解消のため、ものづくり補助金を活用して製造量の増加が見込める最新の製造機械を導入した。導入した機械は、原料殺菌機のパステライザーと、アイスクリーム製造機のアイスクリームフリーザーである。これにより製造工程を見直し、生産量の増加に対応できる体制を整えた。また、新商品の開発や消費者ニーズへの対応ができる製造工程の確立など、多くの改革を実行した。
導入した機械により、従来の機械に比べて製造能力が2倍になる生産能力が見込まれ、生産効率が向上した。製造従事時間が短縮され、従業員の肉体的・精神的な負担も軽減された。負担が減ったことで心にゆとりが生まれ、従業員が新商品開発に意欲的に取り組めるようになり、モチベーション向上にもつながった。これにより増産と付加価値向上を実現する体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1993年の和牛生産から酪農、2009年の直売店開設へと一貫して生乳供給から6次産業化を進めてきた経緯が読み取れる。
牧場のイメージを活かした直営ジェラードが観光客と地元客に好評で、空港出店で需要が増えたことが書かれている。
製造機械の回転数増加と残業増という課題を特定し、導入機械で生産を2倍に高める解決策を示している。
従来比2倍の生産能力が見込まれると書かれているが、付加価値や賃上げの具体的な目標値は示されていない。
従業員25人と記載されているのみで、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な内容は読み取れない。
ジェラードのアイテム数は季節限定を含め約40種類で、観光客や地元客に選ばれている点が読み取れる。
原料買い入れの増加、雇用増、量販店や海外への販売進出という方向性は示されているが、スケジュールや時期は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ジェラードの40種類という品ぞろえはうかがえるが、一般的な普及度や高価格化の水準を示す記述は見当たらない。
農産物の買い入れや従業員の雇用増など地域への波及がうかがえるが、国が補助する積極的な理由までは書かれていない。
生産能力が2倍になったと書かれているが、補助金額に対する付加価値増加などの費用対効果の数字は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
6次産業化の加速や海外輸出の構想が示され、農業者の事業転換の方向性は読み取れるが、市場成長分野への具体的な位置づけは薄い。
石垣島の地理的条件やマンゴー、パイナップル、ミントなど地域の農産物を活かした6次化で、地域経済に貢献する事業がうかがえる。
供給体制が整ったことで業務拡大の構想が描けるようになり、6次産業化への取り組みを加速させたい。新商品の原料となる農産物の買い入れを増やし、製造販売の従業員を増やし、国内量販店への販売進出を目指す。さらに石垣島が海外に近い地理的条件を活かし、台湾・香港・上海などへの輸出も視野に入れている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
倉庫業務は昼間に製品の出荷と資材の受入れ・入庫を行い、夜間に生産された製品のパレット積み収納と生産機械への資材投入を行っている。
効果:倉庫業務の人数 4名→2名
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分