ものづくり補助金平成25年度製造業沖縄県

”溶けにくいアイスクリーム”と地域資源を活用したアイスクリームの開発

株式会社マリヤ乳業

この事例のポイント

  • 製造ラインを持たず原料液体ミックスの製造を外部に委託しており、品質管理、原料供給のタイミング、コストに課題を抱えていた。
  • 補助事業で、パステライザー(殺菌・溶解・混合タンク)、フリーザー、カップ充填機、ショックフリーザー(怠速冷凍)を導入し、自社製造ラインを整備した。
  • 内製化により原価を抑えることができた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社マリヤ乳業
所在地沖縄県 石垣市
業種食料品製造業
技術分野製造環境
従業員数9人
資本金113万円
設立1962年

事業の背景

当社は自社牧場の乳牛から搾乳した生乳を使い、成分無調整生乳を主力に、加工乳や乳酸菌飲料を製造販売している。生乳の6割は学校給食向けに製造されている。学校の長期休暇中は供給過剰となるため、余剰乳を活用する商品開発が求められていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力製造ラインを持たず原料液体ミックスの製造を外部に委託しており、品質管理、原料供給のタイミング、コストに課題を抱えていた。
  • 新製品・新技術学校の長期休暇中は生乳が供給過剰となるため、余剰乳を利用した商品開発が急務だった。

やったこと

補助事業で、パステライザー(殺菌・溶解・混合タンク)、フリーザー、カップ充填機、ショックフリーザー(怠速冷凍)を導入し、自社製造ラインを整備した。パステライザーとフリーザーにより原料液体ミックスを自社で製造できるようになった。カップ充填機とショックフリーザーにより自社製品の製造が可能になった。差別化戦略として溶けにくいアイスクリームの開発にも取り組み、食感の良いジェラードを作るため、添加材料の組み合わせを検証した。

  • 加工機パステライザー殺菌・溶解・混合タンクフリーザーカップ充填機ショックフリーザー怠速冷凍

新しい製品・サービス:溶けにくいアイスクリーム(カップアイス「マリヤジェラード」)

事業の効果

内製化により原価を抑えることができた。原料液体ミックスは自社牧場の風味にこだわった高品質な製品として好評を得ている。溶けにくいアイスクリームは試作で概ね良好な結果が得られ、原料供給のタイミングを計画的に調整できるようになった。

今後の展望

2016年夏からマリヤジェラードの本格販売を始めた。今後は地域資源を活用したフレーバーを増やし、ネット販売や直営店での販売にも着手する。介護施設や保育所などの施設給食にも、溶けにくいアイスをデザートとして提案していく。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。