回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
コーラルインターナショナル株式会社
成果1tあたりの作業工数 80h/t→16h/t
| 事業者名 | コーラルインターナショナル株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 石垣市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 24人 |
| 資本金 | 4,500万円 |
| 設立 | 1977年 |
与那国島にある自社鉱山から採掘した化石サンゴを、洗浄・粉砕・熱処理して粉末化し製品化・販売している。主力製品の栄養機能食品は、体内での吸収力を高めるため超微粒子のパウダーに仕上げている。粉砕と殺菌のラインは1日約500kgの生産量があったが、分級と充填の工程が追いつかない状況だった。
抱えていた課題
やったこと
メーカーと綿密な打ち合わせを行い、分級から充填までを全自動化した充填計量製造設備一式を導入した。仕様は、退勤前に原料を機械にセットしてスイッチを押すと、翌朝には分級されてタンクにたまっている、人員を配置しない運用とした。自社で清掃やメンテナンスができるよう、塩害に強いステンレスを採用した。
充填計量製造設備一式の導入により、1tあたりの作業工数が5分の1に削減され、日産400kgの生産能力を得た。これにより健康食品製造ラインのボトルネックが大幅に解消された。また、異物混入の抑制や在庫保管場所の省スペース化といった効果も得られた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
離島の化石サンゴ製品で粉砕から充填までの生産ライン改善に取り組み、機会損失の解消を目指した。過去の取組との連続性は書かれていない。
自社鉱山の原料、健康志向が高まる南アジア市場、離島の労働力不足という外部環境と経営資源の関係が具体的に書かれている。
粉砕500kg/日に対し分級・充填が100kgで、納期対応ができないと明記。作業工数80h/tを16h/tに削減する改善を行った。
作業工数80h/tから16h/tへ5分の1、日産400kgの数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
新たに食品衛生管理者1名、国内・海外営業担当者各1名を雇用し、補助事業の人材体制を具体的に示している。
栄養機能食品として吸収力を高めた微粒子化の特徴と、健康志向が高まる南アジアへの販売先が示されている。
今後の展望として納期対応、売価低減、新規顧客開拓、南アジア市場拡大が挙げられているが、時期や進め方は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
超微粒子に仕上げた機能性食品という特徴はうかがえるが、ジャンルの普及度や高価格化の水準は書かれていない。
離島で労働力が集まりにくい課題に対し、新規雇用を行い、地域の雇用や地場資源の活用につながる取組が読み取れる。
投資に対し作業工数を1t当たり80hから16hへ削減し、日産400kg、月産8tの生産能力を得たと数値で示されている。
全自動化により夜間作業が可能になったとあるが、先端的なデジタル技術や新しいビジネスモデルへの言及はない。
健康志向の高まりを背景に南アジア市場へ広げる方針はうかがえるが、産業構造の転換との関係は書かれていない。
与那国島の自社鉱山から採掘した化石サンゴを製品化し、離島で新規雇用と生産体制を強化する地域特性を活かした事業となっている。
今後は納期対応の強化、コスト削減による売価低減、新規顧客開拓、機会損失の防止などが見込まれる。新たに雇用した食品衛生管理者と国内・海外営業担当者を生かし、健康志向の高まるインドやバングラデシュなど南アジアへの市場拡大に取り組む予定である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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