画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社秋田テクノデザイン
| 事業者名 | 株式会社秋田テクノデザイン |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 秋田市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 900万円 |
| 設立 | 2008年 |
当社は電子機器設計を得意とし、排泄感知や離床センサーなど介護福祉関連製品を自社開発して製造・販売している。設計から試作、解析・評価、量産化設計まで一貫して行える秋田県内でも数少ない企業である。秋田・岩手県内の病院を調査したところ、離床時の転倒防止としてナースコールに接続したセンサーマットを利用する病院が多いことが分かった。
抱えていた課題
やったこと
当社が介護事業所向けに開発していたスマートフォン対応の赤外線離床センサーを設計変更し、ナースコールに接続できる製品に改良した。赤外線の感知エリアを絞り、人体と周囲温度との温度差で離床を感知する方式を採用して誤作動を起こしにくくした。ベッド固定具は秋田大学医学部附属病院の看護師延べ200名の意見を取り入れ、様々な形状のベッドに固定できるようにした。支柱部にベアリング方式を取り入れて360度回転する自由度を持たせ、水平方向だけでなく垂直方向の離床も感知できるようにした。感知域は前方約2m、幅約40cmのイメージである。
新しい製品・サービス:ナースコール接続が可能な赤外線離床センサー(「テントウボウシくん」を改良した製品)
秋田大学医学部附属病院での試作機評価は良好で、病院内でも問題なく使えるとの評価を得て10台を納品した。無線と有線を使い分けられるため、全国の病院・介護施設から問い合わせを受け、納品につながった。センサーによる非接触の見守りが可能で、コロナ禍で負担が増した介護スタッフの業務を支えており、多くの介護施設で利用されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の介護向け赤外線離床センサーを設計変更し病院向けへ拡張した経緯が書かれ、一貫性はうかがえるが経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
他社方式は誤作動が多いとの比較と、回路設計に強い自社の技術、病院での需要調査が書かれ、競争優位が具体的に読み取れる。
病院で転倒事故が起きている課題と、秋田・岩手の病院調査、看護師200名の意見聴取が書かれ、課題認識と解決策が具体的である。
試作機10台納品と全国の病院・介護施設からの問合せが書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
設計→試作→解析・評価→量産化設計を一貫して行える技術者がいることが具体的に書かれている。
ナースコールを押せない患者や認知症の方の見守りという顧客とニーズ、無線と有線の使い分けによる選ばれる理由が書かれている。
次の製品「しらせるぞう」の発売予定年が示されるが、中長期の課題検証や遂行スケジュールは詳しくない。
公開されている事例からは読み取れません。
介護・病院向け離床センサーは一般的な分野だが、感知エリアを絞る方式で誤作動を減らした点に差別性がある。
病院での転倒事故防止や介護スタッフの負担軽減、コロナ禍での非接触見守りという社会的意義が書かれている。
補助金額や付加価値額、生産性向上の数値は書かれておらず、費用対効果はうかがえる程度である。
無線と有線を使い分けるナースコール連携や排泄感知の数値化など、デジタル技術の活用がうかがえるが波及の記述は一般的である。
医療・介護分野での負担軽減への貢献が述べられるのみで、日本経済の構造転換への言及は読み取れない。
秋田県内でも数少ない一貫開発企業という地域性はうかがえるが、地域の雇用や成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2021年内に、オムツに付ける排泄センサー「しらせるぞう」を発売する予定である。今後も回路設計技術を活かし、医療・介護分野に携わる人々の負担軽減に貢献していく考えである。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
従来の画像処理用CPU基板とシーケンサーに代えてパソコンを使う産業用PCを搭載し、演算処理を高速化した。
効果:極小黒点粒(約0.1mm)の検出率向上を図る