市場にない鋼種で太丸ミガキ棒鋼の量産販売を目的とする消耗具の開発と内作化によるコストダウン
複合NC旋盤を導入し、市場にないS45C-H(調質材)の太径磨き棒鋼の量産化に取り組んだ。
効果:製品の最大外径 100mm→200mm
株式会社鈴木酒造店長井蔵
| 事業者名 | 株式会社鈴木酒造店長井蔵 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 長井市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1931年 |
清酒製造の副産物である酒粕は、冬季は需要があるが3月後半から需要がなくなる。余った酒粕は牛の餌や肥料として農家へ配っていたが、供給過剰で処分が課題になっていた。一方、酒粕を肥料にした米農家から稲作に良い影響があったと報告があり、長井市は農産物の循環型社会を推奨している。当社は2011年の震災で避難し、2012年に長井市で事業を再興した。
抱えていた課題
やったこと
マイクロウェーブ式酒粕減圧蒸留機を導入し、電子レンジの熱源と同じマイクロウェーブで酒粕を加熱して、機能性成分を維持しながら吟醸香のある高品位な酒粕焼酎を開発した。酒粕焼酎と、その焼酎を原料とした本格みりんを開発するため、しょうちゅう製造免許とみりん製造免許を取得した。さらに、酒粕焼酎を取った後の蒸留粕を原料に肥料を製造した。
| 加工機 | マイクロウェーブ式酒粕減圧蒸留機 |
|---|
新しい製品・サービス:吟醸香のある高品位の酒粕焼酎、酒粕焼酎を原料とした本格みりん、蒸留粕を原料とした肥料
マイクロウェーブ式酒粕減圧蒸留機により、吟醸香の豊かな高品位の酒粕焼酎を製造し、貯蔵中である。酒粕焼酎で本格みりんも製造し、現在は商品化に向けてパッケージデザインを進めている。蒸留粕を原料とした肥料は契約米農家に配り、地域の循環型社会に寄与している。販売できる焼酎の量は多くないため、希少価値の高い商品として販売する計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
震災後に蔵を再興し原料米の契約栽培比率を上げてきた流れは読めるが、酒粕焼酎の位置づけと経営戦略の関係は具体的に書かれていない。
吟醸香のある高品位の酒粕焼酎を開発したとあるが、市場や競合に対する自社の強み・弱みの分析は読み取れない。
酒粕の処分が課題だったことと、焼酎・みりん・肥料への活用で付加価値化する流れは読めるが、数値目標や収益見込みはない。
公開されている事例からは読み取れません。付加価値の目標値や賃上げ目標は記載がありません。
しょうちゅう製造免許とみりん製造免許を取得し製造を行ったとあり、体制の一部は読めるが人員配置や事務体制の記載は薄い。
希少価値の高い商品として販売する計画や、専門店・意識の高い飲食店が販売先と書かれ、顧客像はある程度読み取れる。
パッケージデザイン中、肥料の実証栽培から本格運用へという段階的な進め方は読めるが、スケジュールの具体性は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。資金調達や財務状況の記載はありません。
酒粕焼酎は普及度の低い分野で、吟醸香のある高品位品として希少価値の高い商品にする計画が明記されている。
酒粕の処分課題の解決、農産物循環型社会、浪江町の農地再生への寄与など、地域波及の理由が具体的に書かれている。
補助金額や付加価値額の増加、生産性向上の数値はなく、費用対効果はうかがえる程度にとどまる。
酒粕を焼酎・みりん・肥料へ段階的に使う循環は地域のイノベーションに関わるが、先端デジタル技術の活用は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。成長分野への進出や構造転換との関係は記載がありません。
長井市の循環型社会推奨に合わせ、地域の米農家と連携して酒粕を肥料に活用し、地域の原料米契約栽培も拡大している。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
販売店は専門店が多く、仕入れる飲食店も日本酒と料理の素材に意識の高い店が多いため、焼酎とみりんの市場は確保できると想定している。今後、蒸留粕肥料は契約米農地で使い、実証栽培と分析を重ねて本格運用し、震災後に農地が増えてきた浪江町の米農家でも使ってもらい、農地再生に役立てたいとしている。
複合NC旋盤を導入し、市場にないS45C-H(調質材)の太径磨き棒鋼の量産化に取り組んだ。
効果:製品の最大外径 100mm→200mm
視認性が高い太陽光式の小型LED表示機「ソーラーONE」を開発した。
効果:運搬・設置作業の必要人数 2名→1名
カヤックの製造工法としてL-RTM工法を採用した。