画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社石井製作所
| 事業者名 | 株式会社石井製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 酒田市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | デザイン,機械制御,立体造形 |
| 従業員数 | 54人 |
| 資本金 | 4,500万円 |
| 設立 | 1964年 |
近年は農業機械の需要が減少しており、当社はOEM中心の事業体制から脱却し、自社製品を収益の中心にする方針を立てた。自社製品を中心とした収益構造は徐々にできつつあるが、多くはモデルチェンジ品で、製品ライフサイクルの短さが課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
3DCADソフトを導入し、農作業を省力化する高所搬送機を開発した。農家は納屋の中で土や米を自分の身長以上の高さに持ち上げて機械に投入する作業が多い。当初開発したリフト型は、農家の大型化に伴いフォークリフトで運ぶ形が普及したため、フレコンバッグを使う方式に対応する必要があった。フレコンバッグは下に穴があり、フォークリフトに付けたまま排出作業をすると回転が悪く、袋をそのまま持ち上げるとバランスが悪く危険だと指摘された。そこで台座とパレットからなる機械を開発し、農家の納屋の高さを考慮して、重量1トンまで耐えられる設計とした。
新しい製品・サービス:フレコンパレットとフレコン用フレーム(台座)からなるフレコンバッグ排出装置
3DCADで開発したフレコンパレットとフレコン用フレームを、当社オリジナルの新製品として販売を始めた。袋に入れたものの重量は1トンまで耐えられ、高さは1.2メートルから1.6メートルに設計されている。価格はセットで16.5万円(消費税別)と求めやすく設定し、中規模・大規模農家を中心に東北を中心としたほぼ全国の稲作の法人農家から注文が多く、工場関係からの需要もある。平成30年度生産分は平成31年4月までに160台が完売し、平成31年度(令和1年度)生産分は200台まで増産を予定している。
フレコンパレットとフレコン用フレームは300台程度まで売れる見込みがあるが、低価格に抑えているため全量を自社内で生産しないと採算がとれず、生産が追いついていない。売上拡大は他の自社製品で図る。今後は3DCADを活用して様々な製品を開発し、自社ブランド製品の確立を目指す。国際展示場や環境展への出展も検討し、研究部のIT化と開発の高速化を進める。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
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