新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社赤塚製氷
成果ボールアイス製造能力 1個→100個
| 事業者名 | 株式会社赤塚製氷 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 天童市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1982年 |
明治41年創業の氷専業メーカーで、標準規格の角氷を主力としてきた。全国的に標準規格の角氷の製造が難しくなっており、経営の拡大が生き残り策となっていた。取引先の要望は多様化し、顧客ニーズの高度化と物流の変化に対応しきれず、販売機会を逃すおそれがあった。
抱えていた課題
やったこと
全自動スライサー、ボールアイス製造機、電動丸鍋アイスカッターの3つの新規氷加工設備を導入した。全自動スライサーは加工氷とドライアイスを自動でカットでき、等分カットと寸法カットで50通りのカット方法を登録できる。ボールアイス製造機は一度に6個のボールアイスを約20秒でカットできる。電動丸鍋アイスカッターは原水を4つ割から8等分まで正確に切ることができ、氷のオブジェや彫刻、イベント用、災害用などに対応する。
新しい製品・サービス:各種ドリンクに最適なボールアイス製造機による氷、およびドライアイス、氷のオブジェや彫刻。
全自動スライサーで効率よく安全にカットできるようになり、ボールアイス製造は手作りから大量生産に近い形へ変わった。電動丸鍋アイスカッターは寸法が正確になり作業時間も短縮された。氷加工の生産性と安全性が向上し、新商品の開発と販売部門の強化の体制が整った。氷加工とドライアイスの販売が伸び、全体の売上向上に貢献している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
一本氷の標準規格135kgの製造が難しくなったため、氷加工製品の生産体制構築を経営戦略と明示しており、経営戦略上の位置付けが読み取れる。
全国的に角氷製造が難しくなっている外部環境と、顧客ニーズ多様化への対応は記載があるが、自社の経営資源の強み・弱みの具体的な分析は薄い。
手作業による作業効率の低さを課題として挙げ、加工時間短縮と販路拡大に向けた設備導入で解決する計画が示されている。
ボールアイス製造で手作業から同じ時間で100個製造できるようになったと成果が数字で示され、付加価値向上の見込みも読み取れる。
従業員15名の規模は記載があるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制について具体的に書かれていない。
飲み物の多様化や顧客の要望に合わせた氷製品の供給が述べられているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
事業化計画を5年間とし、新規顧客開拓はほぼ終え、あと2年で目標達成とのスケジュールが示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
一本氷や氷のオブジェなど高付加価値の氷加工を展開し、かき氷ブランドやイベント用途への参入も示されている。
災害時の冷却用氷の安定供給など社会貢献が示されるが、経済波及や雇用創出への具体的な記載は薄い。
作業時間の短縮と生産性向上が示されるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
先端的なデジタル技術の活用は記載がなく、設備導入による加工の効率化がうかがえる程度である。
公開されている事例からは読み取れません。
県内初の導入と天童市の地域での創業歴が示されるが、地域の経済成長を牽引する具体的な効果は薄い。
生産性の向上により製造部門の人員を販売部門に回し、営業を強化する。新規顧客の獲得に積極的に取り組み、結婚披露宴での氷のオブジェや彫刻、各種イベントへの参入を図る。災害時には冷却用の氷を安定供給できるよう社会貢献にも取り組む。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
逆流式混合・混練機と真空土練機の2種類の混合・混練設備を導入した。
効果:軽量化率(目標15〜25%)の実績は20.6%