回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
常興工業株式会社
成果加工時間が35%短縮
| 事業者名 | 常興工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 伊達市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 27人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1971年 |
当社は1971年の設立以来、特殊精密板金加工を手がけてきた。電気・機械業界のニーズの多様化に対応し、石油試験機、都市ガス遠隔監視システム、医療機器、省力機器、電子部品装置などを生産している。売り上げの20%は石油・石油化学分野の品質管理や分析などに用いる機器を製造・販売する取引先が占めている。
抱えていた課題
やったこと
最新型のレーザー加工機を導入し、カートリッジ式レンズホルダーを採用した。レンズ交換は25分から5分に短縮された(時短率80%)。NC装置を一新し、プラズマの影響を電気的に最小化して材料を正確にトレースできるようにした。キズレス搬送台車を試作開発し、寸法は横800mm×縦500mm×高さ700mmで、サビの発生を防ぐステンレス製とし、特殊ナイロンブラシを貼り付けた多機能テーブルを上面に据え付けた。キズレス工程と通常工程を製品ごとに区分し、キズレス搬送台車で工程間の素材移動を無キズで行う。
| 加工機 | 最新型レーザー加工機(カートリッジ式レンズホルダー、一新したNC装置付き) |
|---|---|
| その他 | キズレス搬送台車 |
新しい製品・サービス:キズレス搬送台車
レンズ交換は25分から5分に短縮され、加工時間は35%短縮された。切断面の面粗度は50%向上し、バリ高さは20%減少して目標水準を確保した。精密部品の加工公差は±0.7mmから±0.2mmになり、キズレス工程を選択できる加工システムが整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
半世紀を超える特殊精密板金加工の歴史と、試験機・省力機などの既存品目の延長線上でレーザー加工機を導入する流れが読み取れる。
ステンレス裏キズやレンズ交換の課題に対し、キズレス搬送台車や高精度加工で医療・食品分野にも展開する強みが具体的に示されている。
加工時間35%短縮、面粗度50%向上、バリ高さ20%減少、レンズ交換25分→5分(時短率80%)など数値つきで課題解決の計画が示されている。
加工時間35%短縮、切断面品質の数値目標、精密部品の加工公差±0.2mmへの適応など、目標値と達成見込みが数字で示されている。
従業員27名や過去に試験機・省力機をアセンブリーした経験がうかがえるが、補助事業を遂行する体制の詳細は書かれていない。
医療機器・食品機械業界のニーズと、ステンレス加工能力・無キズ工程という選ばれる理由が具体的に述べられている。
試作開発から顧客アプローチを行う方針や展示会・商談会の活用は示されるが、スケジュールや期間の記載は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
医療機器や食品機械向けのステンレス高精度加工という位置づけは示されるが、普及度や高価格化の具体的根拠は薄い。
福島県の地域企業として近県メーカーへの働きかけが書かれるが、経済波及や雇用創出への言及はわずかにとどまる。
加工時間短縮などの効果は数値で示されるが、補助金投入額に対する費用対効果の記載はない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
福島県伊達市の地元企業で地域の中核的な精密加工を担う点は読み取れるが、地域経済への貢献の具体性は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
石油・石油化学分野の既存顧客へレーザー加工システムを訴求し深耕営業を行う。新規受注は医療機器業界を狙い、試作開発段階からアプローチする。食品機械業界も耐蝕性・強度を活かして展示会や商談会を活用し、需要を開拓する。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
最大で高さ2000mm×幅3000mmのエリアでの加工が可能なテーブル型レーザー加工機一式を導入した。