サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社ニッタ冷熱工業
成果フィン加工時間は約40%短縮
| 事業者名 | 株式会社ニッタ冷熱工業 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 白河市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 40人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2007年 |
当社は2007年に群馬県の岩崎工業のグループ会社として創業し、食品ショーケースや図書館・博物館の空調設備など業務用熱交換器を生産する東北唯一の企業である。製造依頼では冷凍・冷蔵倉庫や冷凍食品工場の設備用クーラーが特に増えており、現場ニーズに応えるにはオーダーメイドの特注品が必要である。一基ずつ独自仕様を実現するには検討に相当な時間を要していた。
抱えていた課題
やったこと
従来の各パイプサイズ用の金型に代えて、φ12.7用とφ15.88用のフィン金型を1つでまかなえるハイカラーフィン用のコンビネーション金型を製作した。金型メーカーとの協議を経てフィンの仕様を確定し、高速度に対応できる金型仕様を採用した。拡管方式に対応させ、金型に送り装置を取り付けてフィン材を引っ張ることで送り速度を上げ安定させた。フィンのカラーはφ12.7で10mm、φ15.88で12mmまでのハイカラーフィンを生産可能にした。
| 金型 | ハイカラーコンビネーション金型(φ12.7用・φ15.88用) |
|---|---|
| 加工機 | フィン金型用送り装置 |
| 加工機 | 高速で回転するプレス機 |
新しい製品・サービス:ハイカラーフィンを拡管方式で製作できるコンビネーション金型による熱交換器の製造
フィン加工時間は約40%、熱交換器製作時間は50%超短縮できた。フィン材の送り速度が上がり安定したことで金型交換時間も削減された。圧入方式から拡管方式へ変えたことで組み立て工数が大幅に減り、熟練者に限定されず生産性が上がった。銅管もフィンに覆われ腐食しにくくなり、信頼性や耐久性という付加価値も加わった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の業務用熱交換器製造と拡管用ハイカラーフィン導入による製品多角化が書かれ、事業の一貫性はうかがえる。
少ロット・多品種対応と東北唯一の熱交換器生産という強みが示され、冷凍倉庫向け特注品の需要増に対応する点が読み取れる。
特注品の検討に時間がかかる課題を認識し、フィン加工時間約40%・熱交換器製作時間50%超の短縮目標達成が書かれている。
フィン加工時間約40%、熱交換器製作時間50%超短縮という数値目標が示され、達成したと記載されている。賃上げ目標は書かれていない。
金型メーカーとの協議や設計・生産技術・品質等の総合力に触れているが、人員や事務処理体制の具体的記述は薄い。
20〜30台/Lotの中型・大型物件受注、少ロット対応の需要を見据えた付加価値アピールなど、顧客ニーズと選ばれる理由が書かれている。
コンビネーション金型導入の経緯や今後の一貫受注方針は書かれるが、スケジュールや中長期の検証は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
拡管方式によるハイカラーフィンは同分野で高付加価値化を図るものとして読めるが、普及度や高価格化の数値は示されていない。
冷凍倉庫や冷凍食品工場の設備用クーラー需要増に触れるが、波及効果や雇用創出についての記述はわずかである。
投資額は書かれていないが、フィン加工時間約40%、製作時間50%超短縮という生産性向上の効果が具体的に示されている。
拡管方式や送り装置の導入による製造工程の改善はあるが、デジタル技術や地域・サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
東北唯一の業務用熱交換器生産企業として地域で事業を行う点は読み取れるが、地域経済への波及は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
オーダーメイドの単品・物件受注が今後も増えると推察される。その需要動向を見据え、顧客へアピールできる付加価値を事業展開に活かす方針である。少ロット・短納期対応を続け、冷凍サイクル全般を一貫受注できる体制を目指す。
弊社は少ロット・多品種に対応し熱交換器を製作してまいりました。
公式の事例集より(原文のまま)
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。