新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社 芥子屋四郎
成果膨潤処理時間 10時間→2時間
| 事業者名 | 株式会社 芥子屋四郎 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 下妻市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 75人 |
| 資本金 | 9,500万円 |
| 設立 | 1948年 |
香辛料からしの専門メーカーとして1948年に創業し、粉からし、練りからし、テーブルマスタードなどを製造・販売している。日本に輸入されるからし原料の90%以上はカナダ産で、同社はカナダ・アルバータ州の現地法人でマスタードを加工し、国内の筑波工場で製品化する一貫体制を持つ。筑波工場では練りからしを主に生産している。
抱えていた課題
やったこと
従来は、タンクにからし粉と水のほか、塩類、酸、糖類、アルコールなどを一緒に加えて攪拌していたが、先にからし粉を水で溶いて攪拌し辛味成分を十分に生成してから、その他の原料を混ぜる配合順序に製法を改良した。水分を含んで粘度を増したからし液にその他の原料を加え、さらに均一に攪拌するため、現行より強力な攪拌機能を備えた膨潤タンクを新たに導入した。
| 加工機 | 強力な攪拌機を備えた膨潤タンク |
|---|
膨潤処理の時間が大幅に短縮され、それに伴いコストや人員が削減できた。生産力は約25%向上し、筑波工場では中規模だった生産量を大量または少量の生産にも対応できる体制へ改善した。今後は大手外食やコンビニ向けの大量生産、病院や介護施設向けの塩分控えめタイプなど、新たな販路の開拓を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の練りからし生産と膨潤タンク設備の強化が2016年の稼働として示され、過去の取組との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
カナダ産原料で日本の輸入の90%以上を占める点や、辛味を極限まで引き出す製法の特長がうかがえるが、競争優位の根拠としての市場動向の分析は書かれていない。
膨潤時間10時間を2時間程度に短縮する課題と、配合順序の改良・強力な撹拌機の導入という対策が具体的に書かれ、約25%の生産力向上も示されている。
処理時間を約8時間短縮し、約25%の生産力向上を実現したと数字で示されており、目標値と成果が明確に読み取れる。
筑波工場の従業員60名や工場長の存在はうかがえるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力については書かれていない。
病院や介護施設向けの塩分控えめタイプ、大手外食やコンビニ向けの大量生産など、ターゲットと製品の特長が具体的に書かれている。
配合順序の変更と撹拌機の導入という手順は書かれているが、スケジュールや中長期の検証方法は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
辛味を極限まで引き出す製法や塩分控えめタイプなど差別化は書かれるが、高価格化の水準や市場での認知度の数値は示されていない。
カナダ産マスタードへの依存と、日本の輸入原料の90%以上がカナダ産という点はうかがえるが、国が補助する積極的な理由は書かれていない。
約8時間の処理時間短縮、コストや人員の削減、約25%の生産力向上と数字がそろい、投資に対する効果が具体的に読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
筑波工場とカナダの現地法人による一貫生産の体制はうかがえるが、地域経済への波及や雇用創出は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
大量生産では大手外食やコンビニ、少量多品種生産では病院や介護施設などをターゲットに、塩分控えめタイプのマスタードなどを新たな販路として視野に入れている。
大草原から食卓へ
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
第2工場の空きスペースを活用するため、全自動洗濯脱水機と回転式乾燥機、熱源となるボイラーを導入し第2工場内に設置した。
効果:納品日数 100%→70%