非接触三次元測定機を活用したリバースモデリングサービスの提供
非接触三次元測定機として、丸紅情報システムズ株式会社扱いのGOM社製光学式非接触三次元測定機ATOS CS-5Mとデータ加工・検査ソフトG…
効果:表面偏差 1mm→0.01mm
株式会社 沢平
成果耐熱温度300度以上の高周波電流の高電圧に耐えるコーティング部品製造に成功した
| 事業者名 | 株式会社 沢平 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 日立市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 43人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1959年 |
同社は1959年の創業以来、機械部品の切削やプレスなどの金属加工から、コーティングおよび部品組み立てまで対応してきた。これまではバルブやシャフトなど自動車部品を主に受注して業績を上げてきたが、近年は価格競争に強い海外へ発注がシフトしているという。そこで直径10ミリ以下の微細製品を手掛けた金属加工のノウハウと極細線コーティング処理技術を生かし、新分野として医療用微小部品へ参入することにした。
抱えていた課題
やったこと
医療器具や処置具などの医療用微小部品に対し、耐熱温度300度以上の高周波電流の高電圧に耐えるコーティング技術を開発した。コーティング膜種として緻密性の高い無機セラミックを使用し、組み立て前の段階で極微小部品一つ一つに均一かつ密着性の高いコーティングを施した。通電部のみをマスキングしてコーティングする、またはコーティング後に通電部のみ剥離する技術を確立した。コーティングの塗装装置や焼成炉、膜厚や膜質をチェックする高性能マイクロスコープを導入し、トライ&エラーを繰り返して最適な焼成条件を確立した。作業効率のいい治具立てにも独自の工夫を施し、医療用微小部品を量産する体制を構築した。
| 加工機 | コーティングの塗装装置 |
|---|---|
| 加工機 | 焼成炉 |
| 検査測定 | 高性能マイクロスコープ |
| その他 | 治具立て |
新しい製品・サービス:医療器具や処置具などの医療用微小部品へのマスキングや絶縁コーティング技術と量産体制
医療用微小部品へのマスキングや絶縁コーティング技術を開発し、量産体制を確立した。通電部により電気が集中するため切れ味が格段に上がる効果も得られた。今年6月に医療機器開発・製造展に初出展し、9月から量産に取りかかる予定である。今後は国内受注を手始めに、アジア圏も視野に入れ、数百セットから万単位まで受注を増やすことを目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の極細線コーティング技術と金属加工ノウハウを生かし医療用微小部品へ参入すると書かれており、一貫性はうかがえるが戦略上の位置付けは詳述されていない。
自動車部品が海外発注にシフトしたとあり、コーティング技術で切れ味を上げ耐熱300度以上に対応する競争優位が具体的に書かれている。
自動車部品の価格競争という課題を認識し、医療用微小部品の量産体制確立で主力部門化を目指すと具体的に書かれている。
受注を増やして万単位まで伸ばす目標が書かれているが、付加価値額や賃上げの数値目標は示されていない。
創業以来の加工・コーティング実績や従業員43名は読み取れるが、補助事業の遂行体制の具体的な配置は書かれていない。
医療用微小部品の切れ味向上や耐熱温度300度以上という機能、競合の少ない市場での選ばれる理由が具体的に書かれている。
約5年前からの構想、医療機器開発・製造展への初出展、9月からの量産開始、アジア圏への展開と時系列が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
従来の有機コーティングに代わる耐熱・絶縁の高付加価値品を、競合の少ない特殊な医療機器向け部品市場で手掛けると書かれている。
国内外の受注や医療用部品という分野の創出が示唆されるが、経済波及や雇用創出の数字は書かれていない。
投資額や付加価値額の増加など費用対効果を示す数値は書かれておらず、わずかに量産体制の効果がうかがえるのみ。
高周波電流に対応する耐熱絶縁コーティングという技術革新はうかがえるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
医療機器分野という成長市場への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換に資するとの記述はない。
日立市の所在は分かるが、地域の特性を生かして雇用や地域成長を牽引するという記述は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
国内の受注を手始めに、近い将来はアジア圏を視野に入れ、数百セットから万単位まで受注を増やして同社の主力部門に成長させる目標。競合他社の少ない特殊な医療機器向け部品市場で確固としたシェアを築いていく考え。
代わり得る他社のない企業
公式の事例集より(原文のまま)
非接触三次元測定機として、丸紅情報システムズ株式会社扱いのGOM社製光学式非接触三次元測定機ATOS CS-5Mとデータ加工・検査ソフトG…
効果:表面偏差 1mm→0.01mm
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。