ものづくり補助金平成25年度製造業島根県

難削材の素材切断の高速化

馬潟工業有限会社

この事例のポイント

  • 日立安来からの航空機関連部品の発注が増え、他メーカーからも受注するようになったが、既設の小型帯鋸盤では大型素材の高度な加工に対応できなくなった。
  • 25年度補助事業で、難削材の特殊鋼を高い精度で切断する大型帯鋸盤(パルスカットソー)を導入した。
  • 大型帯鋸盤の導入により、難削材の特殊鋼を高い精度で切断できるようになり、発注元から高い評価を得た。

事業者のプロフィール

事業者名馬潟工業有限会社
所在地島根県 松江市
業種輸送用機械器具製造業
従業員数47人
資本金1億円
設立1975年

事業の背景

馬潟工業は1975年に船舶エンジンメーカーから分離独立して創業し、日立金属安来工場の協力工場として特殊鋼の機械加工・鋸切断・旋盤加工を手がけてきた。リーマンショックを機に特定の1社に頼らない受注体制を目指し、2012年にJISQ9100認証を取得した。2013年には松江・安来地区の中小企業7社による航空機関連部品共同受注組織「SUSANOO」の設立メンバーとして参加し、航空機産業への部品供給を果たした。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力日立安来からの航空機関連部品の発注が増え、他メーカーからも受注するようになったが、既設の小型帯鋸盤では大型素材の高度な加工に対応できなくなった。
  • 品質・精度難削材の特殊鋼を高い精度で切断する設備が必要だったが、素材には個体差があり切断が難しかった。
  • 品質・精度品質保証を実現するため、加工結果を測定して確かめる体制を強化する必要があった。

やったこと

25年度補助事業で、難削材の特殊鋼を高い精度で切断する大型帯鋸盤(パルスカットソー)を導入した。切断速度や歯の摩耗状況を見極めながら試行錯誤を重ね、個体差のある素材を正確に切断できるようにした。受注増に伴い現在は3台を設置している。27年度補助事業では、加工要素のデータ化と共有化による難削材の加工技術開発を行うとともに、品質保証のため三次元測定機を導入して品質をさらに高めた。

新しい製品・サービス:難削材の特殊鋼を高い精度で切断する大型帯鋸盤による切断加工

事業の効果

大型帯鋸盤の導入により、難削材の特殊鋼を高い精度で切断できるようになり、発注元から高い評価を得た。受注が増えたため現在は3台を設置している。27年度の三次元測定機導入により品質がさらに高まり、加工要素のデータ化と共有化による技術開発も進められている。

事業者の声

若手にはものづくりの喜びを感じてもらい、意欲関心アップを

公式の事例集より(原文のまま)

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。