回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ツカサ食品株式会社
| 事業者名 | ツカサ食品株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 かすみがうら市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 27人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1950年 |
ツカサ食品は1950年に斎藤水産として創業し、2006年にツカサ食品を設立した。鮮魚の卸売と佃煮などの加工販売を行い、約40種類の佃煮を全国53カ所の卸売市場に納品している。食の安全が叫ばれる現代では、異物混入などのいたずらを防ぐパッケージへのニーズが高まっていた。
抱えていた課題
やったこと
フードパックに帯状の安全シールを自動で貼る装置を導入した。既存のラインの最後にシールを貼る機械を組み込み、作業の効率を上げた。帯状シールはトレーを包むように中央にぐるりと貼るため、購入者はシールをはがすだけで従来どおりパックを開けられる。今回導入した機械は自動で作業するため、オペレーターなどは必要ない。帯状シールを大きくしたことで、商品のイメージや高級感を演出するデザイン性も高まった。
| 加工機 | 帯状の安全シールを自動で貼る装置 |
|---|
新しい製品・サービス:帯状シールを用いた佃煮の安全パッケージ、および和風の色使いや文字を使ったおせち用佃煮パッケージ。
帯状の安全シールにより佃煮の異物混入やいたずらを防ぐパッケージを提供できるようになった。既存ラインの最後にシールを貼る機械を導入し、作業効率が上がった。帯状シールのデザイン性により商品価値も上がった。おせち用の佃煮詰め合わせは前年より売り上げを伸ばし、委託先からも容量や表示方法の変更に柔軟に対応できると好評を得ている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1950年創業、2006年設立で鮮魚卸と佃煮加工を手がけ、新鮮さにこだわる方針が読み取れる。ただし経営戦略上の明確な位置付けは記述が薄い。
漁師と契約し鮮度管理した素材を使う強みや、全国53カ所の卸売市場への納品は読み取れる。外部環境の分析は書かれていない。
手作業でラインが止まる恐れがあった課題を、既存ラインの最後にシール機を導入して解決したと書かれている。付加価値化への結びつきは一部のみ。
効率が上がったとあるが、付加価値額の増加や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員27名、OEM商品の受託や社長の指導体制は読み取れるが、補助事業を遂行する事務体制の具体は薄い。
異物混入防止を求める食の安全ニーズに合わせ、帯状シールでいたずらを防ぐ提案をし、デザイン性も高まったと具体的に書かれている。
一部のOEM商品への適用や今後の若者向け商品開発の方針は書かれているが、遂行スケジュールや課題解決の方法は詳述されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
佃煮の包装で帯状シールを使う手法を提案し商品価値を上げたとあるが、普及度や高価格化の水準を示す記述は薄い。
地域資源である霞ケ浦の佃煮を販売するとあるが、波及効果や雇用創出の数字は書かれていない。
おせち用詰め合わせが前年より売り上げを伸ばしたと書かれているが、投入額に対する効果の数値はない。
自動で貼る装置の導入はあるが、先端的デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
霞ケ浦や茨城の地域資源を活かした佃煮を販売する点は読み取れるが、雇用や地域成長への寄与の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
一部のOEM商品に使われている今の方法を自社製品にも広げ、手土産用のパックや若者向け商品を作り、幅広い世代に佃煮を味わってもらいたいと考えている。
食材を新鮮な状態で調理することにこだわり、契約する漁業家を指導し、鮮度を管理している。OEM商品開発にも取り組み、地元霞ケ浦の鮮魚をはじめ、日本全国のご当地食材を生かした佃煮や塩干商品を手がけている。老若男女に愛される佃煮作りを目指している
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%