ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社アイ・シイ・エス
成果洗浄液の使用量 10t/年→3.3t/年
| 事業者名 | 株式会社アイ・シイ・エス |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 栃木市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 193人 |
| 資本金 | 2.2億円 |
| 設立 | 1973年 |
当社は熱処理設備の管理から出発し、真空・雰囲気炉を使った金属熱処理、ろう付け、表面改質処理などの受託加工を専業とし、自動車・航空宇宙・医療などの分野で事業を行っている。加工前の脱脂や表面清浄化を目的とした洗浄工程では塩素系有機溶剤のトリクロロエチレンを使用してきた。世界的に有機溶剤系洗浄液の規制が強まり、一部メーカーはトリクロロエチレンを使った製品を禁止している。
抱えていた課題
やったこと
洗浄液を炭化水素系に対応した新たな洗浄機を開発した。炭化水素は有機溶剤に比べ乾燥性が劣るため、真空乾燥方式を採用して十分な乾燥性を得た。真空と超音波を組み合わせ揺動・回転を取り入れた洗浄を計3槽、蒸気洗浄と真空乾燥を取り入れた仕上げ洗浄を計2槽配置し、計5層式の洗浄機とした。機械レイアウトを工夫し、油切りライン、洗浄ライン、搬送ラインの流れの中で作業開始点と終了点を同じ地点にして効率化を図った。油抜き用に六角形のバレル(洗浄籠)を開発し、洗浄前に回転させて油分を切るようにした。
| 加工機 | 炭化水素系ベーパー洗浄乾燥機(5層式真空超音波洗浄機) |
|---|
新しい製品・サービス:炭化水素系洗浄液に対応した5層式真空超音波洗浄機
有機溶剤系の洗浄液を廃止し、環境負荷の大きいトリクロロエチレンの使用をやめることができた。洗浄液の使用量は約1/3以下に減り、洗浄トータルコストは約20%削減された。油抜きの放置時間も1日以上からわずか10分程度に短縮され、工程効率化と環境負荷低減の二つの目標が達成された。蒸留再生機構により清浄な洗浄液で環境に配慮した熱処理及びコーティングを提供できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
真空・雰囲気炉による熱処理の受託を専業とし、環境配慮の取組を経営上で続けていく方針が読み取れる。ただし戦略上の位置づけは具体的に示されていない。
自動車・航空宇宙・医療分野での受託加工という強みと、受注機会を逃していたという課題は読み取れるが、市場動向との関係は具体性が薄い。
トリクロロエチレンの廃止や洗浄液使用量の削減、油抜きを1日以上から10分程度に短縮するなど、課題と解決策が具体的に書かれている。
洗浄液使用量を約1/3以下に削減し、洗浄トータルコストを約20%削減できたという数値目標と結果が示されている。
従業員数193名や設立年は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述はわずかである。
洗浄液の環境負荷低減やリサイクル性といった価値、受注拡大の狙いは読み取れるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは薄い。
2020年8月に洗浄棟が完成、令和2年度中に旧設備を刷新し完全廃止するなど、時期と段取りが具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
国内最大級・国内トップクラスの5層式炭化水素系ベーパー洗浄乾燥機と書かれており、同分野での高水準の設備であることがうかがえる。
環境負荷の大きい有機溶剤の廃止や、地域社会の持続可能な発展への貢献が述べられているが、波及効果や雇用創出の数値は書かれていない。
洗浄コストを約20%削減し、油抜き時間を大幅短縮したという効果は示されているが、補助金額と付加価値増加の関係は書かれていない。
蒸留再生機構を備えた炭化水素系洗浄機の導入は述べられるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
環境配慮型の熱処理提供という方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換に資する旨の記述は見られない。
栃木工場に新棟を整備した点は地域との関係をうかがわせるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
トリクロロエチレンは高い洗浄能力と取り扱いの容易さから、かねてより万能洗浄液として使われてきました。しかし、環境や人体に有害であることが指摘され、当社としても早急な対処が求められる中で、本事業をきっかけに廃止の決断ができました。令和2年度中には旧設備を刷新し、完全廃止する計画です。
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%