サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社城北工範製作所
成果主軸回転能力数 6,000rpm→12,000rpm
| 事業者名 | 株式会社城北工範製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 宇都宮市 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 38人 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 設立 | 1953年 |
当社は1953年の設立以来、各種鋼材や非鉄、セラミックスまで、1マイクロメートル(0.001mm)単位の加工を保証する超精密機械部品の研削加工を手がけてきた。紙おむつの生産ラインの心臓部にあたるユニット装置の設計・製作を行っており、各部品や組付け精度に0.001mmの寸法精度が求められている。日本製紙おむつは海外で人気が高く、製造メーカーは設備増産への素早い対応を求められている。
抱えていた課題
やったこと
主軸回転能力数12,000rpmの最新の内面研削盤を導入した。砥石主軸の回転数はこれまでの倍になり、1軸から2軸になったことで途中の段取り替えが不要になった。これにより1工程で研削加工ができるようになり、トータル加工時間は1,100分から6分の1の200分に短縮された。その結果、ユニット装置は月1台から月6台まで製造できるようになった。
| 加工機 | 内面研削盤(主軸回転能力数12,000rpm、2軸高周波スピンドル) |
|---|
難削材の精密加工技術が確立され、工程改善が図られた。段取り替えが不要になり、1工程で研削加工できるようになったことで、トータル加工時間は1,100分から200分に短縮された。ユニット装置の製造能力は月1台から月6台に増えた。その結果、量産品の受注に結び付いた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1953年設立以来の超精密加工の実績と、ミクロン単位の加工を強みとする方針が記載されているが、経営戦略上の位置づけは明示されていない。
紙おむつ生産ユニットの部品で0.001mm要求が増えている市場動向と、1マイクロメートル単位保証の自社強みが具体的に書かれている。
ユニット装置が月1台から月6台へ増産可能になり、量産品受注に結びついたと成果が数字で示されている。課題認識も具体的。
トータル加工時間が1,100分から200分に短縮、月1台から月6台へと数値目標と実績が示されており、付加価値向上の裏付けがある。
従業員38名、試作から組付けまでの一貫体制、各種測定機による品質保証が記載されているが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
紙おむつ製造メーカーのユニット装置向けに0.001mm精度の加工を提供する価値と、顧客ニーズが具体的に説明されている。
今後の展開としてエネルギー・医療分野への展開がうかがえるが、スケジュールや課題解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
難削材SKH51の高速度工具鋼を12,000rpmの内面研削盤で加工する点が、同分野で高水準の高付加価値化として読み取れる。
紙おむつの海外人気や製造メーカーの設備増産対応が背景にあるが、国が補助する波及効果や雇用創出は書かれていない。
加工時間の6分の1短縮や月産台数の6倍化が示され費用対効果がうかがえるが、補助金額と付加価値額の関係は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
超精密加工の医療・エネルギー分野への展開が示されているが、日本経済の構造転換への言及はない。
栃木県宇都宮市の企業であることは記載されているが、地域の特性を活かした雇用や地域成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はエネルギーや医療分野など超精密加工が求められる業種・業界に対し、ゼロミクロンに迫る自社の技術力の高さを知ってもらい、次なる事業展開につなげたいと考えている。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。