自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
東京フォーミング株式会社
成果工数(二重管伸縮管加工) 2.14分→1.7分
| 事業者名 | 東京フォーミング株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 足利市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 従業員数 | 171人 |
| 資本金 | 9,600万円 |
| 設立 | 1963年 |
わが国の天然ガスや石油を熱源とする給湯暖房機用薄肉ステンレスパイプ給排気筒は、当社の国内占有率が70%を超え、顧客に高い信頼を得ている。一方、顧客からは低価格化の要求が極めて高い。電力供給の悪化に伴い灯油・ガスを燃料とする給湯機や暖房機が再認識され市場が伸長している。
抱えていた課題
やったこと
従来の一点ずつのスポット溶接設備に代わる多点式スポット溶接機を研究開発し、設備メーカーと打ち合わせ、発注、製作、納入を行い、製造ラインを構築した。設備には、エリアセンサー、カバー、稼働部の耐久性、位置決め・段替えの容易さ、手動自動切替、各手動動作、非常停止、カウンターなどを備えた。半自動スポット溶接機は、溶接条件の変更が可能で市販品チップを使用できる仕様とし、スポット溶接条件を設備に組み込んだ。二重管伸縮管加工工程ではレイアウトによる工程見直しを行い、加工設備の多台持ちを可能にした。
| 加工機 | 多点式スポット溶接機 |
|---|---|
| 加工機 | 半自動スポット溶接機 |
新しい製品・サービス:多点式スポット溶接機(半自動スポット溶接機)
多点式スポット溶接機の導入により、二重管伸縮管加工と二重管エルボ加工で工数が約17〜44%削減され、多台持ちにより2〜4名の省人化が可能になった。スポット溶接条件を設備に組み込んだことで品質の安定も図られ、誰でも容易にスポット溶接ができるようになった。加工設備の多台持ちが可能になり、一貫生産システムの構築につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来の給湯暖房機用ステンレスパイプの高い国内占有率(70%超)や顧客信頼を背景に開発した、と事例に書かれている。
国内占有率70%超、燃料機器需要の再伸長、顧客からの低価格化要求を踏まえ、差別化と海外企業への優位獲得を狙うと書かれている。
従来の一点ずつ手作業溶接による工程間の距離の問題を課題として挙げ、多点式設備による工数削減を解決策として示している。
二重管エルボ加工で合計工数2.00分から1.67分(約17%減)、二重管伸縮管で2.14分から1.7分(約21%減)など具体的な数値目標と実績が示されている。
設備機器メーカーとの打ち合わせ、発注、製作、納入や製造ライン構築の工程が示されているが、人員体制の詳細は薄い。
顧客である機器メーカーの低価格化・寸法精度・即納短納期の要望が示され、それに応える製品価値が明確に整理されている。
設備仕様検討から製造ラインの構築までの工程は示されるが、スケジュールや中長期の検証内容は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
灯油・ガス機器の市場が伸長している点は書かれているが、多点式スポット溶接機自体の普及度や高価格化の程度は不明瞭。
電力供給悪化に伴う灯油・ガス機器の再認識と市場伸長、新規雇用や波及効果の記述は薄いが、国内占有率の高さは書かれている。
工数削減率約17〜44%、2〜4名の省人化、5人区が1人区になるなど、投資に対する効果が数字で示されている。
一貫生産システムの構築と工程見直しは書かれるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
足利市の工場で稼働していることはうかがえるが、地域特性を活かした雇用や地域成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
顧客との共同開発などを進め、海外企業や他社に対する優位を築きたいと考えている。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。